賃貸オーナー向け、入居率アップにつながる玄関ドアリフォームを専門家が解説
こんにちは、街の玄関ドアやさんです。
「外壁は塗り替えたのに、玄関ドアだけが古いまま」「入居率が下がってきて、何か手を打ちたい」
アパート・マンションを所有するオーナー様から、こうしたご相談をいただくことがあります。
実は玄関ドアは、内覧時に入居希望者が最初に目にする部分であり、建物全体の印象を大きく左右する部位です。
この記事では、賃貸物件における玄関ドアリフォームが入居率にどう影響するのか、そして共用部の制約がある集合住宅でも実現できる「カバー工法」による戸別リフォームについて、専門家の視点で詳しく解説します。
賃貸アパートの着工が急速に増えたのは1970年代以降とされており、築20〜50年に該当する物件は全国で数百万戸規模にのぼるといわれています。
この年代のアパートは、建物の劣化が進んでいるだけでなく、周辺に新築・築浅の競合物件が増えていることも多く、外観の古さがそのまま「選ばれにくさ」につながりやすい状況にあります。
玄関ドアは、住戸の中でも特に開閉頻度が高く、雨風にさらされ続ける部位です。
ドア本体の色あせや金物のサビ、建付けの緩みといった劣化は、いくら外壁を美装しても目立ちやすく、内覧時の第一印象を損なう要因になります。
「外壁はきれいなのに玄関だけ古い」という状態は、かえって物件全体の印象を下げてしまうことすらあります。
入居希望者は、物件情報サイトの写真や内覧時の数分間で、多くの場合、住むかどうかの判断材料を得ています。
中でも玄関ドアは、建物に足を踏み入れる前に必ず目にする部分であり、色あせたドアや古びた鍵、傷んだ金物は「管理が行き届いていない物件」という印象を与えかねません。
反対に、玄関ドアが新しく清潔感のある状態であれば、それだけで「手入れが行き届いている」「安心して住めそう」という好印象につながります。
玄関ドアのリフォームは、外壁塗装や共用部の美装に比べて工事範囲が限られるため、比較的少ない投資で見た目の印象を大きく改善できる点が特徴です。
共用部の制約があっても戸別リフォームは可能な場合がある
「マンションの玄関ドアは共用部だから、勝手にリフォームできないのでは」と思われるオーナー様も多いのですが、管理組合の承認を得られれば、住戸ごとの戸別リフォームは可能な場合があります。
ここで活用されているのが、壁や躯体を壊さずに施工できる「カバー工法」に対応した、集合住宅専用の玄関ドア商品です。
アパート向けの戸別リフォーム商品
木造の賃貸アパート向けには、既存のドア枠に新しい枠をかぶせて取り付けるカバー工法を採用した専用商品があります。
壁を壊さない施工のため、入居者が住んだままの状態でも1日で工事が完了し、豊富なデザイン・カラーバリエーションから外観に合わせて選べる点が特徴です。
中長期にわたって老朽化が進んだアパートで、オーナー様が全戸まとめてリフォームするケースにも対応できます。
マンション向けの戸別リフォーム商品
鉄筋コンクリート造のマンションについても、共用部である玄関ドアを住戸単位で改修できる専用商品が用意されています。
施工方法は、既存のドア枠に新しい枠をかぶせる「カバー工法」と、既存の枠を残しつつ新しい枠を取り付ける「持ち出し工法」の2種類から選択でき、
コンクリートの躯体には触れずに施工できるため、共用部の管理規約にも配慮しやすい仕組みになっています。工期は1日程度が目安です。
集合住宅向けのカバー工法商品は、単に見た目を新しくするだけではありません。
断熱仕様の採用によって玄関ドアの結露を抑える工夫や、施解錠の利便性を高める電子錠(スマートコントロールキー)、住戸全体の風通しを確保する換気機能など、暮らしの快適性そのものを高める選択肢が用意されています。
加えて、地震の際にドアが開いた状態で固定される対震用のドアガードを備えた製品もあり、防災面での安心材料にもなります。
入居者にとっては、鍵の閉め忘れが少ないスマートキーや、結露が起きにくい断熱ドアは、日々の暮らしやすさに直結するポイントです。
物件の資産価値向上だけでなく、入居後の満足度・退去率の低下にもつながる要素だといえます。
玄関ドアの戸別リフォームは、共用部の外壁塗装や大規模修繕とあわせて計画すると、足場や工事車両の手配を効率化できるケースがあります。
一方で、外壁のみを美装し、玄関ドアの更新を先送りにしてしまうと、「一部だけ新しい」ちぐはぐな印象を与えてしまうこともあるため、外観全体のバランスを見ながら計画することが重要です。
また、断熱性能を備えた玄関ドアへの改修は、住宅省エネ関連の補助制度の対象となる場合があります。
窓まわりの改修とあわせて実施することで、断熱性を高めながら費用面の負担を軽減できる可能性もあるため、対象の可否については事前に登録事業者へ確認することをおすすめします。
賃貸物件における玄関ドアの古さは、内覧時の第一印象を左右し、入居率に直結する重要な要素です。
マンションの共用部であっても、管理組合の承認を得れば、壁を壊さないカバー工法によって住戸ごとの戸別リフォームが可能であり、
アパートについても専用商品を使えば1日という短期間で外観を一新できます。
「外壁はきれいなのに玄関だけ古い」「入居率をなんとか改善したい」とお考えのオーナー様は、ぜひ一度、街の玄関ドアやさんまでご相談ください。