「玄関ドアの建付けが悪くなってきたから取り替えたい」
「鍵が故障したので玄関ドアを新しくしたい」
玄関ドアのリフォームを検討する理由はさまざまです。でもせっかく玄関ドアをリフォームするのなら、ただ新しい玄関ドアに交換するだけでなく、機能やデザインといった面もじっくり検討して決めたいですよね。

デザインや機能で選ぶなら、YKK APの「ドアリモ」シリーズをおすすめします。この記事では、ドアリモシリーズの特徴や機能をご紹介しながら、わずか半日～1日で簡単にリフォームできる施工方法についても解説します。新しい玄関ドアで快適な毎日を楽しむための参考にしてくださいね。

YKK APドアリモのご紹介

玄関ドアメーカーとして不動の人気を誇るYKK APから、リフォーム向け玄関ドアとして発売されているのがドアリモシリーズです。
現在のドア枠に新しいドア枠をかぶせるだけで施工が完成するカバー工法によって、リフォーム工事は短時間で完了。豊富なバリエーションのデザインから好みのタイプを選べる点や、安心で快適な機能がたくさん搭載されている点が大きな支持を集めています。

スマートコントロールキーシステムによって、防犯性や利便性が向上し、生活スタイルに合わせてより使いやすくなった点も注目したいところです。

断熱性能の違いと選び方

ドアリモシリーズの大きな特徴のひとつが断熱性能です。夏に涼しく、冬に暖かい快適なお家にするには、玄関や窓の開口部の改善が必須です。
ドアリモシリーズにはD2とD4という2種類の仕様の断熱ドアがあり、断熱性能がないアルミドアとあわせて3つの商品ラインが準備されています。

「断熱性能が高い方がよさそう」というイメージがあるかもしれませんが、一般地域であればD4仕様の断熱性能で十分です。D2仕様は寒冷地や家全体が高い断熱性能を持つZEH（ゼロ・エネルギー・ハウス）向けです。

※引戸で断熱仕様をご希望の場合は複層ガラス仕様をお選びください。

玄関ドア断熱の重要性

業界初！顔認証にも対応したスマートコントロールキー

ドアリモシリーズの電子キー（スマートコントロールキー）は3種類。いずれも鍵穴に鍵を差し込む必要なく施錠や解錠ができるようになっています。自動車では今やハンズフリーでの施錠・解錠は当たり前ですが、ぜひご自宅の玄関にも取り入れてみてください。

顔認証キー（断熱ドアのみ）

ポケットキー

ピタットキー

万一鍵をなくしてもシステムで登録しなおせるので鍵を丸ごと変える必要がありません。また、3種類の電子キー共通で使える無料のスマートフォン専用アプリには、リモコンキーは最大8本、タグキーは最大20本登録できます。専用アプリからも施錠や解錠ができるほか、履歴を閲覧できます。
外出先からお子さんの帰宅を確認したり、鍵を閉めて出たか不安な場合に施錠を確認したりといった使い方もできて安心ですね。

 手動錠のドアと比較した場合 

・顔認証キー………（玄関ドア本体）＋17～19万円
・ポケットキー……（玄関ドア本体）＋10万円前後
・ピタットキー……（玄関ドア本体）＋6万円前後

※ドアのシリーズによって差額が異なりますので、カタログや見積りで事前に確認してみてください。

電子錠（スマートキー）のメリット・デメリット

YKK APのスマートキー

ドアリモの豊富なラインナップできっと見つかる我が家だけの玄関

ドアリモのデザインはバリエーションが豊富ですから、外観デザインとのバランスを見ながら自由に選ぶことができます。

コンセプト

ドアリモシリーズの商品コンセプトは「日常が嬉しくなる、新しい玄関を！」。
スマートコントロールキーシステムによって操作性や防犯性がアップするのに加えて、光や風を取り入れやすい構造で玄関スペースがより快適になります。さらに断熱性も兼ね備えているため、冬場は暖かく夏場は涼しい玄関としておもてなしもしやすくなりました。
ドアリモシリーズを選ぶことで、家族全員が使いやすく心地よい玄関スペースが実現します。

デザイン／色展開

リフォーム用玄関ドア各社の中でも圧倒的なデザインバリエーション。
デザインコンセプトは「ナチュラル」「エレガント」「シンプル」「シック」の4つに大別されています。断熱ドアは48デザイン（うち通風タイプは12デザイン）13カラー、アルミドアが13デザイン（うち通風タイプは3デザイン）8カラーというデザイン／色展開になっています。お好みのドアがきっと見つかります。

引き戸の場合、「現代和風」「洋風ベーシック」「伝統和風」の3種類のテイストがあります。伝統的な和風の外観はもちろん、近年人気が高い和モダンの外観にもフィットしやすいデザインが多く、好みに合わせて選びやすくなっています。

玄関ドア色の選び方は？

玄関ドアを外壁の色に合わせると、統一感が出て自然な仕上がりになります。対して玄関ドアを外壁の色と大きく変えると、玄関ドアがアクセントとなってメリハリのある仕上がりになります。

現在の玄関ドアとは違うテイストのデザインや色にすることで、リフォームの醍醐味を味わうことができます。屋根や外壁を大きく変えるのは少し勇気がいりますが、玄関ドアは外観のワンポイントですから、多少冒険するのも新鮮味があっていいかもしれませんね

ドアの種類

開き戸も引き戸も、既存の玄関ドア枠の上から新しいドア枠を取り付けるカバー工法で施工します。リフォーム工事中は生活が不便になるのでは？という不安があるかもしれませんが、早ければ数時間で玄関ドアリフォームが完了するので、お手軽です。
ドアの種類は、既存の玄関ドア枠のサイズが合えば今と違うタイプを選ぶことも可能です。
引き戸から開き戸、開き戸から引き戸への交換もできます。

開き戸

●扉が1枚の片開きタイプ
●大きな扉と小さな扉がセットになった親子タイプ
●扉の横にはめ殺しのガラス袖がある片袖FIXタイプ
●扉の両横にはめ殺しのガラス袖かある両袖FIXタイプ
●扉が2枚ある両開きタイプ
●親子タイプにガラス袖がついた袖付親子タイプ

玄関ドアの種類と選び方

開き戸と引き戸の変更リフォーム

ドアリモ　便利な機能と装備（開き戸のみ）

ドアリモシリーズには、前述したスマートコントロールキーシステムのほかにも3つの便利な機能が搭載されています。お好みに合わせて選ぶこともできます。

防犯

ピッキング対策として、1つのキーで2箇所をロックする1キー2ロック式を採用していますので狙われにくく、さらに電気キーなら1つめの鍵が開けられても2つ目の鍵が50秒以上開けられない場合は再度2箇所ともロックされる仕組みになっている点も安心ですね。

またサムターンを取り外すことができるため、サムターン回しの被害を防止できるうえに、スライドするだけでロックできるロック機能付きドアガードも搭載されており、高い防犯性を持ち合わせています。

通風

靴や濡れた傘などを置く玄関は、どうしても湿気やにおいがこもりがちです。しかしドアリモシリーズは、デザインによっては通風機能が付いたタイプが選べるようになっています。玄関ドアを閉めたまま外気を取り入れて換気できます。
断熱ドアの場合は内開き仕様、アルミドアの場合は上げ下げ窓仕様になっており、プライバシーを守りながらしっかり通風します。

通風部分のネットは、一般的なブラックネットの網戸よりも糸が細いクリアネットの網戸を搭載し、通風量が約20％アップ。さらに小さな虫の侵入もカットしますから、家の中に虫が入ってくる心配はありません。

採光

玄関の方角によっては、玄関ドアにガラス窓が入っていても日中の自然光がほとんど入らない場合もありますね。ドアリモシリーズは、縦長スリットや小窓採光、上部採光など玄関ドアにガラスがはめ込まれていますから、デザインによってたたき部分や上がり框から先の廊下部分まで自然光が広がります。

ガラスは表面に型模様をつけた型ガラスを採用しているので、クリアガラスのように外から内部が見えることもありません。

カバー工法でスピーディなドアリフォーム

スピーディでリーズナブルなドアリフォーム

「玄関ドアを交換したいけれど、土間やドア周りの壁も一緒にリフォームしなきゃいけないのが面倒」とお考えではありませんか？

ドアリモシリーズは、古い扉本体だけを取り外してドア枠はそのまま遺し、その上から新しいドア枠とドア本体をつけていくカバー工法を採用しています。そのため、工事は最小限で、玄関ドアだけをスピーディに交換できるのです。

大工工事や左官工事は一切不要ですから、工事費がぐんと抑えられる上に工事中複数人の職人さんが出入りする煩雑さも避けられるのがうれしいですね。
解体等の作業がないため、騒音や粉じんも抑えられます。リフォーム中にご近所に気を使う必要がなく、「あら、いつのまに玄関ドアを新しくしたの？」と驚かれるかもしれません。

毎日使う玄関を快適に

家族が毎日使い、来客が初めに眼にする玄関ドアは、まさに家の顔としてとても重要な部分です。家全体の印象を左右する劣化や汚れだけでなく「開けにくくなった」など経年劣化に伴う使いづらさが気になりやすいものです。高齢者や子供がいるご家庭だと、使いやすさや防犯性についても重視したいという方は多いのではないでしょうか。

ドアリモシリーズは、豊富なバリエーションのデザインと便利で快適な機能の数々、短時間で工事できるカバー工法対応の商品として、玄関ドアリフォームにはぴったりの商品です。「玄関が暗い」「風が入らず何となくじめじめする」といった悩みも解消できます。

ご家族の構成やライフスタイル、、既存間口、予算などによっておすすめのタイプが異なりますから、玄関ドアを替えたいけれど迷っているという方はぜひお気軽に街の玄関ドアやさんへお問い合わせください。

よりご要望に沿った玄関ドアリフォームを実現するために、現場調査で現在のドア枠の状態をしっかりチェックいたします。さらに、新しい玄関ドアへのご要望をしっかりヒアリングさせていただき、外観とのバランスや玄関スペースの広さなども見ながら最適な玄関ドアをご提案いたします。

「簡単お見積もり」からご希望のタイプや鍵・ハンドルなどのオプションをクリックするだけでリフォームにかかる費用（工事費・処分費込み）が確認できます。そのまま最寄りの施工店へお問合せも可能です。まずはお試しください。

玄関ドアのハンドル選びのポイント

施工事例

パーツに不調のあったアルミドアをYKK APのE07で重厚感のあるドアに

ドアクローザー等の錆から開ける・閉める動作が硬くなってきているとのことでした。玄関ドア設置から15年を過ぎるとこうしたパーツに不具合が出やすくなります。そのたびに修理をするより、玄関ドアを丸ごと交換する方がトータルコストを抑えられるのです。

大きなステンドグラスが付いたYKK APのE07をお選びいただき、豪華で堂々とした雰囲気になりました。元よりも明るい色になり家全体が明るく見えますね。また今回はリモコンキーを導入いただきました。ドアが新しくなり利便性もアップしました。