玄関ドアのゴムパッキンが外れた・劣化した時の対処方法
「最近玄関のドアを開け閉めするたびに大きな音がする」
「玄関ドアがぴったり閉まらない」といった状態に悩んでいませんか?
築年数が経ってくると、玄関ドアに付いているゴムパッキンが外れたり、経年劣化を起こしたりしてこうした悩みにつながることが増えてきます。ゴムパッキンは小さいですがとても重要なパーツで、傷みがひどくなるとさまざまな不具合が出やすくなるのです。
この記事では、玄関ドアのゴムパッキンが劣化する原因や劣化によって破損すると起こる問題、破損した際の対処法についてご紹介します。
「玄関ドアがぴったり閉まらない」といった状態に悩んでいませんか?
築年数が経ってくると、玄関ドアに付いているゴムパッキンが外れたり、経年劣化を起こしたりしてこうした悩みにつながることが増えてきます。ゴムパッキンは小さいですがとても重要なパーツで、傷みがひどくなるとさまざまな不具合が出やすくなるのです。
この記事では、玄関ドアのゴムパッキンが劣化する原因や劣化によって破損すると起こる問題、破損した際の対処法についてご紹介します。
【動画で確認「玄関ドアのゴムパッキン交換」】
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玄関ドアのゴムパッキンとは?
玄関ドアを開けた時、ドア本体の縁やドアと接するドア枠部分に細いゴムが付いているのを見たことがあるのではないでしょうか。これが玄関ドアのゴムパッキンというパーツです。
ゴムパッキンは、ドア本体とドア枠が接する部分に取り付けられています。開けた玄関ドアを閉める際に起こる衝撃をやわらげる、いわば緩衝材の役割を持っています。ゴムパッキンが付いていることで、玄関ドアが閉まる時にドア枠と接触する瞬間の動きを抑えられるのです。
バタンと大きな音がしたり、閉まった時の衝撃で玄関ドアの周囲に振動が伝わったりするのを避けられるため、玄関ドアの開閉に気を使わずにすみます。
しかも衝撃をやわらげることで、玄関ドアやドア枠が傷みにくくなって結果的に長期間使えますから、コストパフォーマンスもいいですね。
さらに、玄関ドアのゴムパッキンには室内の気密性を上げる役割もあります。築年数が経ってくると、玄関ドアとドア枠の間に目には見えない隙間が少しずつできてきますが、その隙間をふさいで外からの冷気や騒音をシャットアウトしてくれるのです。
ゴムパッキンは、ドア本体とドア枠が接する部分に取り付けられています。開けた玄関ドアを閉める際に起こる衝撃をやわらげる、いわば緩衝材の役割を持っています。ゴムパッキンが付いていることで、玄関ドアが閉まる時にドア枠と接触する瞬間の動きを抑えられるのです。
バタンと大きな音がしたり、閉まった時の衝撃で玄関ドアの周囲に振動が伝わったりするのを避けられるため、玄関ドアの開閉に気を使わずにすみます。
しかも衝撃をやわらげることで、玄関ドアやドア枠が傷みにくくなって結果的に長期間使えますから、コストパフォーマンスもいいですね。
さらに、玄関ドアのゴムパッキンには室内の気密性を上げる役割もあります。築年数が経ってくると、玄関ドアとドア枠の間に目には見えない隙間が少しずつできてきますが、その隙間をふさいで外からの冷気や騒音をシャットアウトしてくれるのです。
<ゴムパッキンの役割>
●玄関ドアが閉まるときの音や衝撃を和らげる
●衝撃を和らげることで玄関ドアを傷みにくくする
●隙間を塞いで気密性を高める
●玄関ドアが閉まるときの音や衝撃を和らげる
●衝撃を和らげることで玄関ドアを傷みにくくする
●隙間を塞いで気密性を高める
ゴムパッキンが劣化する原因は?
玄関ドアのゴムパッキンは、その名の通り素材がゴムです。ゴムは金属のように固い素材ではないため大きく破損することはありませんが、その代わりに長期間使用していると徐々に劣化して質が落ちてきます。
玄関ドアのゴムパッキンがなぜ劣化するのか、その原因は主に3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
玄関ドアのゴムパッキンがなぜ劣化するのか、その原因は主に3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
日常生活での使用
玄関は、家の外と中を出入りする場所として頻繁に通る場所です。同居している家族のだれもが外出する時、帰宅した時にその都度玄関ドアを開閉しますから、少しずつゴムパッキンはダメージを受けます。ドアを開ける時、閉める時、玄関ドアとドア枠に取り付けられているゴムパッキンは摩擦を受けているからです。
1年、3年、5年とそのダメージが蓄積されていくと、ゴムパッキンは少しずつ劣化していきます。玄関ドアとドア枠が接触する部分や、玄関ドアの下側部分のゴムパッキンは、特に摩耗しやすいため劣化しやすいと言えるでしょう。
1年、3年、5年とそのダメージが蓄積されていくと、ゴムパッキンは少しずつ劣化していきます。玄関ドアとドア枠が接触する部分や、玄関ドアの下側部分のゴムパッキンは、特に摩耗しやすいため劣化しやすいと言えるでしょう。
経年劣化
先ほども少し触れたように、ゴムパッキンはゴム素材でできているため使用に応じて少しずつ劣化していきます。玄関ドアの開閉による摩擦を受けて消耗するだけでなく、室内ドアとは違って外気に触れる時間が長いため、気温差や結露などによってもダメージを受けます。
さらに、日当たりのいい玄関だと紫外線によるダメージも受けやすいです。日差しによって気温が上がると熱がゴムパッキンに伝わり、劣化しやすい状況が生まれます。
こうした状態が毎日続くことでゴム本体が硬くなって弾力性が失われ、切れたり空胞ができたりします。そしてそのまま使い続けると、さらに傷みがひどくなって性能が低下し、本来の役割を果たしにくくなるのです。
さらに、日当たりのいい玄関だと紫外線によるダメージも受けやすいです。日差しによって気温が上がると熱がゴムパッキンに伝わり、劣化しやすい状況が生まれます。
こうした状態が毎日続くことでゴム本体が硬くなって弾力性が失われ、切れたり空胞ができたりします。そしてそのまま使い続けると、さらに傷みがひどくなって性能が低下し、本来の役割を果たしにくくなるのです。
メンテナンスの不足
玄関ドアは、外気に触れる回数が多いだけに土や砂といった汚れがつきやすいものです。汚れがついたまま開閉による摩擦を繰り返していると、ゴムパッキンが切れる原因となり劣化スピードが早くなってしまいます。
また、玄関ドアのゴムパッキンは雨や雪といった天候によるダメージも受けやすいです。濡れた状態で低温にさらされ続けるとゴム素材が変質して硬くなり、ドアを開閉した時に切れやすくなり劣化につながります。
また、玄関ドアのゴムパッキンは雨や雪といった天候によるダメージも受けやすいです。濡れた状態で低温にさらされ続けるとゴム素材が変質して硬くなり、ドアを開閉した時に切れやすくなり劣化につながります。
ゴムパッキンが劣化するとどうなるの?
質が落ちてくると、衝撃吸収や気密性の維持といった役割も果たしにくくなるので、玄関ドアを閉める際に音がするようになったり、冬場に玄関が寒くなったりします。玄関が前面道路と近い場合は、車やバイクの走行音が玄関に響きやすくなることもあるでしょう。
こうした状態にならないためには、ゴムパッキンを常にいい状態で使うことが大切です。ゴムパッキンの状態が良ければ、それだけ玄関ドアを長期間使い続けられますし、玄関が快適な空間になります。ゴムパッキンは劣化するものだと理解して、定期的に修理や交換といったメンテナンスを行い、常にいい状態をキープするよう心がけるといいでしょう。
こうした状態にならないためには、ゴムパッキンを常にいい状態で使うことが大切です。ゴムパッキンの状態が良ければ、それだけ玄関ドアを長期間使い続けられますし、玄関が快適な空間になります。ゴムパッキンは劣化するものだと理解して、定期的に修理や交換といったメンテナンスを行い、常にいい状態をキープするよう心がけるといいでしょう。
ゴムパッキンの耐用年数は?
玄関ドアに使われるゴムパッキンの耐用年数は平均5年前後
ゴムパッキンをいい状態に維持するようこまめにメンテナンスを行うことで劣化を防ぐことができますが、とはいえゴムパッキンは消耗品ですから、いずれは交換しなければいけません。
室内で使用する家具などに使われるゴムパッキンの平均的な耐用年数は10年前後と言われていますが、外気に触れる機会が多く摩擦のダメージも受けやすい玄関ドアのゴムパッキンの場合は、5年前後が平均的な耐用年数です。
これはあくまでも目安であって、紫外線や冷気、雨などの影響や一日の平均開閉回数などが家庭によって差がありますので、一般的な耐用年数より早く劣化するケースもあればいい状態で長く使い続けられるケースもあります。
ただ耐用年数を知っておけば「まだ使えそうかチェックしておこう」「そろそろ交換するタイミングかな」という意識でゴムパッキンを点検できますので、メンテナンス計画も立てやすいと言えるでしょう。
室内で使用する家具などに使われるゴムパッキンの平均的な耐用年数は10年前後と言われていますが、外気に触れる機会が多く摩擦のダメージも受けやすい玄関ドアのゴムパッキンの場合は、5年前後が平均的な耐用年数です。
これはあくまでも目安であって、紫外線や冷気、雨などの影響や一日の平均開閉回数などが家庭によって差がありますので、一般的な耐用年数より早く劣化するケースもあればいい状態で長く使い続けられるケースもあります。
ただ耐用年数を知っておけば「まだ使えそうかチェックしておこう」「そろそろ交換するタイミングかな」という意識でゴムパッキンを点検できますので、メンテナンス計画も立てやすいと言えるでしょう。
玄関のゴムパッキンは自分でメンテナンスや応急処置ができる?
玄関ドアを閉める時、大きな音がしたり衝撃が大きくなってきたりするようになってきたら、ゴムパッキンが劣化してきている証拠です。早めにメンテナンスをしないとゴムパッキンの劣化がさらに進み、さらには玄関ドアやドア枠を傷めることにもなりかねません。
玄関ドアを開閉するたびに気を使うのはストレスを感じますから、玄関ドアやドア枠にまで影響が出る前にメンテナンスをしておきたいですよね。
玄関ドアを開閉するたびに気を使うのはストレスを感じますから、玄関ドアやドア枠にまで影響が出る前にメンテナンスをしておきたいですよね。
はじめからゴムパッキンが付いている場合
玄関ドアのゴムパッキンがはじめから付いている場合は、玄関ドアのメーカーがドアとセットでゴムパッキンを製造しています。ドアの品番に合ったゴムパッキンが使われていますから、玄関ドアのメーカーから取り寄せるのが基本です。
ただし、ゴムパッキンが取り寄せできたとして自分で交換できるとは限りません。玄関ドアメーカーのゴムパッキンは、容易には外れないよう複雑な構造を使って固定している場合が少なくありませんから、まず古いゴムパッキンがうまく取り外せない可能性があります。
ただし、ゴムパッキンが取り寄せできたとして自分で交換できるとは限りません。玄関ドアメーカーのゴムパッキンは、容易には外れないよう複雑な構造を使って固定している場合が少なくありませんから、まず古いゴムパッキンがうまく取り外せない可能性があります。
もしうまく外れたとしても、新しいゴムパッキンを装着するのが難しい場合もあります。複雑な構造にきちんとはめこむために、細かな調整を加えながら取り付ける必要があるからです。ずれたりはめこみが甘かったりすると、衝撃の吸収や気密性の確保といったゴムパッキンの役割が果たせません。取り寄せる前によく確認しておきましょう。
また、メーカーによっては交換方法を紹介しているところもありますので参考にしてみましょう。
また、メーカーによっては交換方法を紹介しているところもありますので参考にしてみましょう。
ゴムパッキンがついておらず追加したい場合
玄関ドアにゴムパッキンが付いておらず、バタンと閉まるのを防ぐためにゴムパッキンを追加したいなら、市販のゴムパッキンを使って取り付けるといいでしょう。ホームセンターや通販サイトなどで玄関ドア用のゴムパッキンを選んで購入できますが、ゴムパッキンの幅や厚みが合うか事前にきちんと寸法を測ってから選ぶことが大切です。
市販のゴムパッキンには両面テープが裏面についているので、それを使って玄関ドアの端部やドア枠の玄関ドアに接する部分に付着させるだけです。比較的簡単な方法ですので、自分でも取り付けできるでしょう。
ゴムパッキンが効果的に働くよう、玄関ドアとドア枠との間を隙間なくふさぐようにまっすぐ貼るのがポイントです。目立たないよう、玄関ドアに近い色のゴムパッキンを貼ると自然な仕上がりになりますが、あくまでも後付けタイプですから劣化スピードはメーカー品より早いと考えておく必要があります。
ゴムパッキンが効果的に働くよう、玄関ドアとドア枠との間を隙間なくふさぐようにまっすぐ貼るのがポイントです。目立たないよう、玄関ドアに近い色のゴムパッキンを貼ると自然な仕上がりになりますが、あくまでも後付けタイプですから劣化スピードはメーカー品より早いと考えておく必要があります。
ゴムパッキンの補修を自分で対応していいかどうかの見分け方は?
玄関ドアは家族が毎日使用し、来客が最初に目にする場所でもありますから、快適に使えるかどうかは住み心地や家の印象を左右する重要なポイントですね。「とりあえずバタンと閉まらないようにできればいい」という場合でも、ゴムパッキンの補修を自分でやっていいかどうかをよく検討することが必要です。
玄関ドアのゴムパッキンが少しだけ切れている、傷んでいる場所が1~2ヶ所だという程度の破損なら、接着剤を使って補修する方法でもOKです。ゴム素材に使用できるタイプの瞬間接着剤を使えば、自分で補修するのは簡単です。
ただし、ゴム素材に対応した瞬間接着剤を使ってもまたすぐにゴムパッキンが切れてしまうのであれば、接着補修は難しい大きさの傷であるか、ゴムパッキンの寿命であるかのどちらかです。補修では根本的な解決にならないので、ゴムパッキンそのものを交換する必要があります。
玄関ドアのゴムパッキンが少しだけ切れている、傷んでいる場所が1~2ヶ所だという程度の破損なら、接着剤を使って補修する方法でもOKです。ゴム素材に使用できるタイプの瞬間接着剤を使えば、自分で補修するのは簡単です。
ただし、ゴム素材に対応した瞬間接着剤を使ってもまたすぐにゴムパッキンが切れてしまうのであれば、接着補修は難しい大きさの傷であるか、ゴムパッキンの寿命であるかのどちらかです。補修では根本的な解決にならないので、ゴムパッキンそのものを交換する必要があります。
DIYで玄関ドアのゴムパッキンを交換して問題はないの?
では玄関ドアのゴムパッキンを自分で交換しても大丈夫なのか、気になるところですね。玄関ドア用のゴムパッキンはホームセンターなどで市販されていますので、「これを使えば簡単に取り付けできそうだから自分でやろう」と考える方は多いのではないでしょうか。
玄関ドアのゴムパッキンの交換作業は予想以上のこまかな作業が必要です。玄関ドアにきちんと沿って装着しないと衝撃吸収の役割は果たせませんし、ぴったりと閉まらず鍵が締めづらくなる可能性があります。また、隙間ができると外気が侵入しやすくなり、騒音が玄関内に響くこともあり得ます。
自分で交換する際は、どのように取り付けるのか、道具は必要なのか、商品の説明をよく読んで作業をしましょう。
玄関ドアのゴムパッキンの交換作業は予想以上のこまかな作業が必要です。玄関ドアにきちんと沿って装着しないと衝撃吸収の役割は果たせませんし、ぴったりと閉まらず鍵が締めづらくなる可能性があります。また、隙間ができると外気が侵入しやすくなり、騒音が玄関内に響くこともあり得ます。
自分で交換する際は、どのように取り付けるのか、道具は必要なのか、商品の説明をよく読んで作業をしましょう。
使用年数が長い玄関ドアは交換もご検討ください
ゴムパッキンが劣化したドアは、本体も不具合が発生していないでしょうか。
ドア本体や他のパーツにより建付け不良が起こっているなら、
玄関ドアの寿命は、実は木製ドアで
不具合が発生する都度補修の手間をかけるよりも、ドアを
玄関ドアカバー工法なら、壁や
ドア本体や他のパーツにより建付け不良が起こっているなら、
ゴムパッキンだけ交換しても状況は改善されません。
玄関ドアの寿命は、実は木製ドアで
15〜20年、金属
製ドア
で20〜30年ほどとされています。不具合が発生する都度補修の手間をかけるよりも、ドアを
丸ごと交換
してしまったほうがこの先も長く安心です。
玄関ドアカバー工法なら、壁や
床を壊さず1日でスピーディに工事が完了します。
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まとめ
玄関ドアのゴムパッキンは、一日に何度も摩擦を受ける部材なので傷みがちな部材です。耐久性のある素材を使っていても、消耗品である以上劣化は避けられません。使用頻度や玄関スペースの環境によっては、平均的な耐用年数より早く劣化することも十分あり得ます。
小さい部材とはいえ玄関ドアの使い心地や、玄関スペースの快適性を左右する大切な役割を持っていますから、「玄関ドアが閉まる音が気になる」「ゴムパッキンが外れて見た目がよくない」などのお悩みがあれば、ゴムパッキンの補修や交換のタイミングと考えて早めに対策しておきたいですね。
また何度もパッキンを交換している、自分で修理してみたが直らない、そういった場合はドアや建付けに問題があるかもしれません。玄関ドアにも寿命がありますので交換リフォームもご検討ください。