「最近、住人から玄関ドアに関する不具合が多く寄せられ、困っている」「玄関ドアの交換を検討しているけど、入居中の部屋の工事はどうすればいい？」賃貸マンション・アパートのオーナー様。上記のようなお悩みを抱えてはいませんか。
この記事では、
賃貸マンションやアパートの玄関ドア交換に関する情報を、総合的にまとめています。
入居中の部屋でも工事ができるのか解説しているほか、
工事の流れや工期目安、
費用の相場など、施工に関わる情報を網羅的に紹介。
最後までお読みいただければ、オーナー様が抱えている賃貸マンション・アパートの玄関ドアに関するお悩みを、きっと解決できることでしょう。玄関ドアにお悩みを抱えている賃貸マンション・アパートのオーナー様は、ぜひ最後までご覧ください。
分譲マンションのリフォームを考える時は、実は難しい問題があります。室内のリフォームに関してはあまり問題視されることはありませんが、玄関ドアに関してはリフォームできない場合があります。なぜなら通路に面する部分は共有部分なので、勝手に交換することができないと管理している組合などで決められている場合があるからです。理由は統一した玄関ドアの整然とした美しさを崩したくないというのが主たる理由です。
築20年以上のマンション・アパートは玄関ドアの不具合が増える
築20年以上の賃貸マンションやアパートでは、玄関ドアに関する不具合が増えてきます。賃貸マンション・アパートのオーナー様、次のような不具合が多くてお困りではありませんか？
●ドアクローザーの故障（油漏れ等）●玄関ドア開閉時の異音（丁番の歪み等）●シリンダーの不具合（鍵が抜けにくい・入りにくい等）●ドアノブや郵便受けのがたつき築20年以上の賃貸マンションやアパートで玄関ドアの不具合が増える原因として、
耐用年数に注目する必要があります。
賃貸マンションやアパートに使われる玄関ドアは、一般的に25年程度が耐用年数の目安とされています。しかし、耐用年数が25年なのであれば、どうして築20年を経過した頃から玄関ドアの不具合が増え始めるのでしょうか。
それは、25年の耐用年数はあくまでドア自体のものであり、玄関ドアを構成するパーツの1つ1つは、もっと耐用年数が短いからです。玄関ドアを構成する代表的なパーツの耐用年数をまとめると、次の通りです。
| ドアクローザー | 耐用年数は10〜15年 |
| 丁番（蝶番） | 耐用年数は15〜25年 |
| ドアノブ | 耐用年数は10〜15年 |
| シリンダー | 耐用年数は10〜15年 |
| ドアガード | 耐用年数は10〜15年 |
このように、玄関ドアを構成するパーツのほとんどは、15年ほどで寿命を迎えてしまいます。これこそ、築20年ごろから玄関ドアの不具合が増え始める理由なのです。
部分補修を繰り返すより、ドアを交換する方がおすすめ
賃貸マンション・アパートの玄関ドアの不具合は、問題が起きるたびに部分補修で対応することも可能です。
例えばドアクローザーの油が漏れていた場合、ドアクローザーを交換すれば不具合は解消するでしょう。工賃に関しては管理会社や協力会社が低価格で対応してくれるとしても、ドアクローザーの部品代が必要なので、多少のコストが発生します。
こういった細かい部分補修をたくさんの部屋で実施していくと、予想以上のコストがかさむ可能性があります。そこで、玄関ドアの不具合が増えてきたタイミングで、賃貸マンション・アパートの玄関ドアを丸ごと交換することをおすすめします。
玄関ドアを交換すると、住人の満足度も資産価値も高められる
賃貸マンションやアパートで、部分補修を繰り返すより玄関ドアを交換する方がおすすめな理由。それは、玄関ドアを交換することで、現在の住人の満足度を高められ、マンション・アパートの資産価値も高められるからです。
玄関ドアを丸ごと新しいものに交換することで、住人は「毎月払っている共益費や管理費を、きちんと役立ててくれている」と感じ、満足度を高められます。住人の満足度が高まれば、そのぶんオーナー様のマンション・アパートに長く住んでもらえる可能性も高くなるでしょう。
また、玄関ドアを新しくすると、マンション・アパートの資産価値を高めることが可能です。最新機能を搭載した玄関ドアを選べば、それは立派な設備ですので、新しい入居者の獲得にも役立ちます。マンション・アパートの外観が良くなるのも、玄関ドアを交換するメリットです。
賃貸マンション・アパートのオーナー様が玄関ドアの交換を検討する際、「今と全く同じデザインの玄関ドアを付けられるんだろうか？」と疑問を感じる方もいらっしゃいますよね。
残念ながら、現在と全く同じデザインの玄関ドアと交換するのは、極めて難しいです。その理由は、玄関ドアの多くはマンション・アパートごとにオーダーメイドされているほか、メーカーは5〜10年ほどのスパンで製品デザインを新しくしているからです。
もちろん、メーカーも玄関ドアのデザインを日々洗練し、よりおしゃれで近代的な製品が登場しているので、デザインが悪くなる心配はないでしょう。
「玄関ドアの交換なんて、工期がすごく長いのでは？」と感じるオーナー様もいらっしゃいますよね。
しかし意外なことに、玄関ドアの交換工事は非常にスピーディーで、
1戸あたり半日〜1日の工期で終えられます。そのため、入居中の方がいる部屋であっても、住人の理解を得た上で、玄関ドアを交換する工事が可能です。
これほどスピーディーに玄関ドアを交換できるのは、最近登場した
「カバー工法」と呼ばれる手法によるものです。
従来であれば、玄関ドアを交換するにはマンション・アパートの壁を壊してドア枠を撤去し、新しいドア枠を埋め込む施工が必要でした。一方のカバー工法なら、既存のドア枠はそのまま残し、その上に新しいドア枠をかぶせる形で新しい玄関ドアを設置する仕組みです。
「賃貸マンションやアパートの壁を壊すのは避けたい」とお考えのオーナー様であっても、壁を壊さないカバー工法での玄関ドア交換であれば、比較的検討しやすいのではないでしょうか。
賃貸マンションやアパートの玄関ドアをカバー工法で交換する施工手順は、次の通りです。
1.実測調査（施工前の現地調査）
2.養生を行い、既存の扉と金具を撤去
3.既存のドア枠の上に新しい枠を設置
4.新しい玄関ドアを設置し、微調整して完了
施工前の現地調査を除くと、たった3つの手順だけで施工が完了することがわかります。実際はもう少し細かい部品の取り付けや調整もありますが、従来の壁を壊す工法より圧倒的にスピーディーなことが理解できます。
賃貸マンションやアパートの玄関ドアをカバー工法で交換する場合の費用相場は、1戸あたり約20万円〜とお考えください。
値段に幅があるのは、選ぶ玄関ドアの製品や機能などによって、最終的なコストが変わってくるからです。工賃自体にはそれほど大きな幅はなく、部品代に幅があると覚えておきましょう。
「カンタンお見積もり」から
スピーディーに施工ができ、費用負担も小さくて済むカバー工法ですが、「ドア枠の上に設置すると不格好になるのでは？」と不安を感じるオーナー様もいますよね。
その点も我々にお任せいただければ、最大限にマンション・アパートのデザインにマッチする交換プランをご提案いたします。安心してお任せください。
賃貸マンションやアパートの玄関ドアを交換するのであれば、住人の満足度を高めたり、新しい入居者を呼び込んだりするために、
資産価値を高められる機能を付けてみるのもおすすめです。こちらでは、賃貸マンション・アパートの資産価値を高めるのに役立つ、
玄関ドアの機能を紹介します。
賃貸マンション・アパートの資産価値を高められる玄関ドアの機能として、スマートキーが挙げられます。スマートキーとは、電気で開閉を行う電子錠のことで、非常に利便性が高いことから、最近注目を浴びています。
玄関ドアのスマートキーにはリモコンタイプやカードタイプなどがあり、自動車のキーレスエントリーやホテルのカードキーを思い浮かべると、イメージしやすいでしょう。スマートキーを搭載した玄関ドアに交換すれば、新しい入居者を呼び込むにもきっと役立ちますよね。
また、スマートキーが賃貸マンションやアパートにおすすめな理由の1つに、入居者が変わっても鍵を交換しなくていい点があります。スマートキーは鍵自体を交換せずとも、設定を変更するだけで、以前の電波では鍵を開けられなくなるんです。
「スマートキーはコストが高そう」というイメージをお持ちかもしれませんが、鍵の交換コストが不要な点を踏まえると、長い目で見た時には十分に検討価値があります。
賃貸マンションやアパートを選ぶ際に、セキュリティ面を重視する入居者も少なくありません。玄関ドアを交換する際には、ツーロックやディンプルキー、鎌付きデッドボルトなど、より高い防犯性能を付けることも可能です。
防犯性能の高い玄関ドアを設置すれば、玄関から侵入されるリスクを限りなく減らせることでしょう。特に女性向けの賃貸マンションやアパートを経営されている方には、防犯性の高い玄関ドアをおすすめします。
賃貸マンションやアパートの住人にとって、玄関の換気がしにくいことは悩みの1つ。しかし、通風機能のある玄関ドアを選べば、ドアを閉めたまま換気ができるため、快適性が高まります。
ドアスコープとは、玄関ドアの覗き穴のことです。ドアスコープは外からは中の様子が見えないようになっていますが、光が漏れて中に人がいることは確認できてしまいます。
ドアスコープをふた付きのものに変更すれば、そういった心配も無用。細かいポイントではありますが、プライバシーや防犯を重視する入居者には好印象を与えられるでしょう。
賃貸マンション・アパートの玄関ドアを交換する際には、強い力がかかっても変形しにくい部品に変更することも可能です。大きな地震によりマンションやアパートが揺れると、玄関ドアやその部品が変形し、住人が部屋の中に閉じ込められる恐れがあります。
玄関ドア交換の際に変形しにくいパーツを選んでおけば、閉じ込め防止に役立つことでしょう。また、部品が変形しにくいということは、地震が発生しても補修コストがかさみにくい点もメリットです。
当社では賃貸マンション・アパートの玄関ドア交換を行っています
賃貸マンションやアパートの玄関ドアの交換を検討中のオーナー様。街の玄関ドアやさんでは、玄関ドアのプロフェッショナルとして、賃貸マンションやアパートのドア交換工事も承っております。
賃貸マンションの状況やご要望などに合わせ、オーナー様に寄り添った施工を心がけております。できる限りオーナー様のお手を煩わせることがないよう、現地調査の手配や施工日時の調整は、全て当社で実施いたします。
また、必要があれば住民説明会へ参加し、当社スタッフが住人の方々へ説明をさせていただくことも可能でございます。賃貸マンションやアパートの玄関ドアの交換を検討されているオーナー様は、ぜひ街の玄関ドアやさんへご相談くださいませ。
賃貸マンションやアパートのリフォーム費用は、オーナーの頭を悩ませる大きな負担ですよね。玄関ドアを新しいものに交換する場合、自治体によっては補助金制度が利用できることもあるので、要チェックです。
ただし、自治体ごとに補助金の有無や内容は異なります。現在利用できる補助金の有無については、街の玄関ドアやさんまでお問い合わせください。
まとめ
この記事では、賃貸マンションやアパートの玄関ドアに関するお悩みを抱えているオーナー様に向けて、玄関ドアの交換についての情報をまとめました。記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通りです。
●玄関ドアを交換すると、マンション・アパートの資産価値を高められる●玄関ドアの交換工事は1戸あたり半日〜1日とスピーディー●施工にかかるコストは、1戸あたり約20万円〜●玄関ドアを交換する際は、資産価値を高める機能を搭載するのがおすすめ当社へご相談いただければ、賃貸マンション・アパートのオーナー様が抱えている課題やお悩みを解消するにはどのような選択がベストなのかを考え、オーナー様を全力でサポートいたします。賃貸マンション・アパートの玄関ドアに関するお悩みを抱えているオーナー様は、ぜひ当社までご相談くださいませ。
