「勝手口ドアが古くて、防犯面が心配」「立て付けが悪いみたいで、勝手口ドアが固くて開けにくい」こういったお悩みから、勝手口ドアのリフォームを検討していらっしゃる方もいらっしゃいますよね？特に表から見えない勝手口ですから防犯に関して心配されているという方や古いドアであるため断熱性に悩まれている方が多くいらっしゃいます。さらに勝手口ドアのリフォームを検討する上で、特に気になるの費用面。
この記事では、
勝手口ドアのリフォーム工事にかかる費用の目安や、相場に関する情報を紹介しています。また、
「古い勝手口にはどんな問題点があるのか」や
「勝手口ドアをリフォームすることでどんなメリットがあるのか」などについても、詳しく解説しています。
この記事をお読みいただければ、勝手口ドアのリフォームに関する情報が丸わかり。ぜひ最後までご覧ください。
勝手口ドアのリフォームは、どの程度のリフォームをするのかによって、工事の内容が変わってきます。そのため、工事の内容に応じた予算を用意することが大切です。
| 勝手口ドアカバー工法 | 約20万円～（ドア本体代＋工事費用） |
勝手口ドアが劣化していたり、古くて防犯面が心配だったりするときには、ドアを交換するだけでもお悩みを解決できるでしょう。
勝手口ドアだけを交換する場合、「カバー工法」と呼ばれる方法で、ドアだけを新しくする工事が基本です。
勝手口ドアをカバー工法で交換リフォームするのであれば、かかる費用は約20万円〜とリーズナブル。この価格は勝手口ドアの本体代と工事費用を含めた金額なので、気軽にドアリフォームをすることができます。
もし次のような要望を抱えている場合、ドアを交換するだけの工事とは違い、大規模な勝手口リフォームが必要になります。
●キッチンから玄関が遠く、勝手口を新設したい
●勝手口に土間がなくて不便だから、リフォームして土間を作りたい
勝手口を新設したり土間を作ったりするには、壁や床を壊して作り直す必要があります。壁や床など住宅の構造部分の形を変えるリフォームには、大規模な工事が必要になるため、たくさんの費用が必要となるでしょう。
大規模なリフォーム工事は、住宅の構造や建具、工事の内容によって費用が変わってきます。ケースバイケースで数十万円単位で費用が変わってくるため、一概に費用相場の目安をお伝えできないのが実情です。
あくまで目安となる価格を紹介すると、最も安い場合でも約30万円〜が必要になるでしょう。勝手口ドアを交換するだけの工事よりも数十万円は高くなると考えておきましょう。
勝手口ドアを交換するだけの場合、カバー工法なら約20万円〜の費用でリフォームできるとお伝えしました。こちらでは、カバー工法の詳細を詳しく解説します。
カバー工法は、勝手口ドアや玄関ドアの交換に用いられる工事の手法です。既存のドア枠を設置したまま上から覆う（カバーする）形で新しい枠とドアを取り付けるため、カバー工法と呼ばれています。
カバー工法ではなく既存のドア枠を撤去する工事の場合、埋め込まれているドア枠を取り除くために、壁や床の一部を壊す必要があります。壁や床を壊してドア枠を取り除くと、その後の修復作業（クロス張り・左官・タイル貼り）にたくさんの工程がかかるため、費用も工期もかさんでしまうデメリットがありました。
勝手口ドアをカバー工法で交換すると、壁や床を一切壊さずに工事ができるので、大幅な工期短縮と費用軽減につながるのです。
勝手口ドアをカバー工法で交換する場合、早ければ数時間、遅くとも1日で工事が完了します。朝に家族を送り出してから工事を開始し、夕方に家族が帰宅する頃には勝手口ドアが新しくなっている。そんなスピーディーな施工ができるのは、カバー工法の大きな魅力です。
カバー工法により勝手口ドアを交換する工事の流れを紹介します。
1.現地調査で勝手口の寸法を測定（事前に行います）
2.必要に応じて勝手口の周囲を養生
3.現在のドアを撤去
4.ドア枠の不要な部分だけを撤去
5.既存のドア枠を覆うように、新しいドア枠を設置
6.新しい勝手口ドアを取り付け、微調整
7.作業により生じたホコリなどを掃除し、完了
このように勝手口ドアのカバー工法で行う工程は非常にシンプル。だからこそ、たった1日で工事が完了するのですね。
勝手口ドアをカバー工法で交換したい場合、当社へお任せいただければ現地調査とお見積もりを無料で行わせていただきます。「今すぐ見積もりをしたい！」とお考えの方は、お気軽に当社までご相談くださいませ。
そもそも、一戸建て住宅の勝手口は何のために設けられるものなのでしょうか。その答えはズバリ、家事をしやすくするためです。
最近の住宅ではキッチン・お風呂・トイレなどの水まわり設備は、ライフスタイルに合わせて住宅の各所に配置されることが多いです。
しかし、一昔前の住宅では北側に水まわり設備がまとめられる構造が一般的でした。住宅の北側に水まわり設備が集中している場合、勝手口があることで「買い物の荷物をキッチンへ運ぶ」「ゴミ出しを行う」といった家事を効率よく行えるのです。
築年数が経過している住宅の勝手口には、共通して同じような問題点があるケースが多いです。勝手口ドアのリフォームを検討している方の中には、こういった問題にお悩みを抱えているのではないでしょうか？
断熱性が低い
勝手口によくある問題点として、断熱性の低さが挙げられます。勝手口には安価なドアが取り付けられていることが多く、安価なドアの場合は断熱性まで配慮されていない製品がほとんど。
専業主婦（主夫）であればキッチンで過ごす時間は多いですから、夏に暑くて冬に寒いキッチンだと、毎日の家事もゆううつになってしまいますよね。
換気がしにくい
換気がしにくい点も、勝手口によくある問題の1つです。採風用の窓が付いていない古い勝手口ドアの場合、換気をするためにはドアを開け放つ必要があります。しかし勝手口ドアを開けっぱなしにして換気するのは、防犯的にも心配です。
防犯性が低い
古い勝手口ドアだと、ドアの上部に大きなすりガラスが一枚設置されている製品も多いです。しかし、こういったタイプの勝手口ドアはガラスを割られる心配もあり、防犯性能は高くありません。
また、古い勝手口ドアには防犯に弱い、丸いドアノブが取り付けられていることも多いです。丸いドアノブはインテグラル錠・円筒錠と呼ばれる錠前なのですが、これは大変に防犯性能が低い問題点があります。工具を使えば数十秒で破壊されてしまうため、住宅の防犯面がとても心配です。
勝手口ドアに窓がなくて暗い
住宅によっては、防犯対策のためにあえて窓のない勝手口ドアを設置しているご家庭もありますよね。たしかに窓がなければガラスを割られる心配もないので防犯性はアップしますが、窓がないと太陽の光が入らないので、昼でも暗いのは難点です。
カバー工法を使って勝手口ドアを交換リフォームすると、先ほど紹介した問題点を全て解決することが可能です。たった20万円〜の費用で勝手口に関するお悩みを解消できるのですから、勝手口ドアの交換リフォームは十分に検討価値がある工事なのです。
それでは、勝手口ドアを交換リフォームするメリットを詳しく見てみましょう。
断熱性が高まる
新しい勝手口ドアでは、高断熱タイプの製品も多数販売されています。勝手口ドアを交換リフォームすることで、勝手口まわりの断熱性をアップさせられます。
「高断熱の勝手口ドアなんて、値段が高いんでしょ？」と感じる方がいるかもしれません。しかし、勝手口ドアを高断熱タイプの製品にしても、価格差はおおよそ＋2万円〜とリーズナブル。意外と手軽に勝手口の断熱ができるのです。
通風・採風用の窓で換気ができる
勝手口ドアを新しいものに交換すると、勝手口の換気がしやすくなります。なぜなら、新しい勝手口ドアには通風・採風用の窓が設置されており、鍵をかけてドアを閉めたまま換気できる仕組みになっているからです。
通風・採風の窓をつけても価格はそれほど変わりませんので、この機能はぜひ付けておきたいところ。キッチンは臭いがこもりがちなので、換気扇を回すとはいえ、やはり勝手口ドアで換気ができる方が快適性は高まるでしょう。
防犯性能が格段にアップする
現在は古い勝手口ドアが取り付けられている場合、ドアを新しいものに交換するだけで、防犯性能が格段にアップします。新しい勝手口ドアには、例えば次のような防犯対策が施されています。
●ガラス部分には鉄格子を設置
●ツーロック
●ピッキングやこじ開けに強い鍵
●取り外せるサムターンでサムターン回し対策
●割られにくい窓ガラス（オプション）
このように、古い勝手口ドアと比べると防犯性能は格段にアップしていることが特徴です。最近は「居直り強盗」と呼ばれる住人に危害を加える犯罪も心配ですから、古い勝手口ドアは交換リフォームして、防犯性能を高めておくことが大切です。
また、勝手口の防犯性をさらに高めるには、人が歩くと音がする砂利を敷き詰めたり、センサーライトを設置したりするのも有効です。勝手口ドアの交換とあわせて、こういった対策も考えてみるといいでしょう。
採光ができ、キッチンが自然光で明るくなる
先述の通り最近の勝手口ドアは標準でも防犯対策がしっかりしているので、採光用の窓を付けたとしても防犯性が低くなってしまう心配はありません。現在は窓のない勝手口ドアを取り付けているご家庭であれば、新しい勝手口ドアに交換リフォームすることで、キッチンが自然光で明るくなることでしょう。
昔の住宅では、キッチンに1つも窓がないケースも多く、「そういうもの」と諦めていた方もいるでしょう。しかし大規模なリフォームでキッチンに窓を付けなくても、勝手口ドアを交換するだけで採光ができるようになるのです。
先ほどは勝手口ドアを交換リフォームするメリットを紹介しました。いよいよ、勝手口ドアを交換するイメージが膨らんできましたね。ここで、勝手口ドアの交換イメージをより具体化できるように、交換リフォームで選べる製品の例を紹介します。
勝手口ドアの交換リフォームをする際にぜひ検討したいのが、LIXILの「リシェント勝手口ドア」です。
断熱仕様の製品では、採風用の窓にフラットスライド構造が採用されており、引き出してスライドするだけの簡単な動作で勝手口の換気ができる仕組みです。また、
小さなお子さんがいる家庭でも取り付けやすいよう、子供が指を挟みにくい設計になっています。どんな住宅にも馴染むグレーや茶色のデザインのほか、ホワイトやブラックなどのカラーも用意。デザイン面も性能面も、どちらも妥協しない理想的な勝手口ドアです。
YKK APの「ドアリモ 勝手口ドア」も、ぜひ検討したい勝手口ドアです。
かんたんドアリモでは、
防犯性能を高めるためにピッキングされにくいディンプルキーが採用されています。ディンプルキーは、いくつかある鍵の種類の中でも特にピッキングに強い特徴があり、勝手口ドアからの侵入を防いでくれます。
もちろん通風機能も付いており、
通風窓を上下にスライドさせるだけで簡単に勝手口の換気が行えます。カラーバリエーションはグレー・ベージュ・ブラウンのほか、ホワイトやブラックも用意。こちらもデザイン性と機能性の両立した、勝手口ドアリフォームにおすすめの製品です。
私ども街の玄関ドアやさんでは、玄関ドアだけでなく勝手口ドアの交換リフォームも承っております。カバー工法によりリーズナブルかつスピーディーに勝手口ドアの交換が行えますので、現在の勝手口にお悩みを抱えている場合は、ぜひドアリフォームをご検討ください。
記事内でも紹介しましたが、街の玄関ドアやさんでは勝手口ドアの交換リフォームに必要な現地調査・お見積もりを無料で承っております。無料の現地調査では専門知識を有した担当スタッフがご自宅へお伺いし、お客様の抱えているお悩みにはどんな対応がベストなのか、親身になってサポートいたします。
勝手口ドアの交換リフォームに関してわからないことがある場合も、お気軽にご相談くださいませ。以下のページでお問い合わせ方法やご依頼方法を詳しく解説しています。
まとめ
この記事では、勝手口ドアのリフォームを検討する上で気になる、費用の目安や相場に関する情報を解説しました。記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通りです。
●勝手口ドアのリフォームは、ドア交換だけなら約20万円〜でできる●勝手口を新設するなど、大規模なリフォームにはそれ以上の費用がかかる●断熱や防犯、換気などの勝手口の問題はドアを交換するだけで解消できる毎日の家事を楽にしてくれる勝手口は、ドアを新しいものに交換リフォームすることで、その快適性はグンと向上します。現在の勝手口ドアに不便を感じている方は、ぜひ当社の勝手口ドアリフォームをご利用ください。
