玄関ドアが開いた状態で止まらない!ドアクローザーの調整方法
「玄関ドアが開いた状態で止まらない」とお困りではありませんか?玄関ドアが開いた状態で止まらないと、両手に荷物を抱えている時などに不便ですよね。
玄関ドアが開いた状態で固定されない、ロックされない原因は、実は簡単に調べることができるってご存知ですか?また状態によっては、工具1本を使って自分で調整すれば、そのトラブルを解消することも可能です。
この記事をご覧いただけば、玄関ドアが開いた状態で止まらないトラブルの原因がわかり、対策ができるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
玄関ドアが開いた状態で固定されない、ロックされない原因は、実は簡単に調べることができるってご存知ですか?また状態によっては、工具1本を使って自分で調整すれば、そのトラブルを解消することも可能です。
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【動画で確認「ドアクローザーの調整方法」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
玄関ドアが開いた状態で止まらない原因
玄関ドアが開いた状態で止まらない原因は、ズバリ「ドアクローザー」と呼ばれる部品にあります。ドアクローザーとは、玄関ドアの上部に設置されているパーツで、主に次の3つの役割を担っています。
●玄関ドアがゆっくり閉まるようにする
●手を離したら自動で閉まるようにする
●一定の角度で、開いたまま止まるようにする
●手を離したら自動で閉まるようにする
●一定の角度で、開いたまま止まるようにする
玄関ドアは、手を離したらゆっくり自動で閉まりますよね。これはドアクローザーのおかげです。また、多くのドアクローザーには「ストップ機能」があり、この機能が付いているため、玄関ドアが開いたままで止まるのです。
もしあなたのご自宅の玄関ドアが開いた状態で止まらない場合、ドアクローザーに不具合が発生している恐れがあります。
もしあなたのご自宅の玄関ドアが開いた状態で止まらない場合、ドアクローザーに不具合が発生している恐れがあります。
ドアクローザーが正常か確認する方法
玄関ドアが開いた状態で止まらない時は、ドアクローザーが正常な状態になっているか確認しましょう。その方法はとてもシンプル。
まずは玄関ドアを閉めてから、ドアクローザーを目で見て確認してください。このとき、ストップ用の「カム」と呼ばれる部品が飛び出ていなければ、ドアクローザーのストップ機能は正常に働いていません。
ストップ用のカムは、玄関ドアを開いた状態で止めるための部品です。玄関ドアを開いた時、ストップ用のカムに「ボール」と呼ばれる部品が引っかかることで、ドアが開いた状態で固定される構造となっています。
ストップ用のカムは角度を調節することができます。「ストップ用のカムの角度=玄関ドアが開いたまま止まる角度」と覚えておきましょう。
ストップ用のカムは、玄関ドアを開いた状態で止めるための部品です。玄関ドアを開いた時、ストップ用のカムに「ボール」と呼ばれる部品が引っかかることで、ドアが開いた状態で固定される構造となっています。
ストップ用のカムは角度を調節することができます。「ストップ用のカムの角度=玄関ドアが開いたまま止まる角度」と覚えておきましょう。
ストップ機能がないドアクローザーもある
玄関ドアが開いた状態で止まらない原因として、そもそもドアクローザーにストップ機能が付いていないケースが考えられます。
「以前は開いた状態で止まっていたのに、最近止まらなくなった」という場合にはストップ機能の不具合が疑われます。しかし、はじめから玄関ドアが開いた状態で止まらない場合には、ストップ機能のないドアクローザーが設置されている可能性が高いです。
「以前は開いた状態で止まっていたのに、最近止まらなくなった」という場合にはストップ機能の不具合が疑われます。しかし、はじめから玄関ドアが開いた状態で止まらない場合には、ストップ機能のないドアクローザーが設置されている可能性が高いです。
たった3STEP!自分でできる調整方法
ドアクローザーを確認してストップ用のカムが飛び出ていないようなら、単純にネジが緩んでいるだけかもしれません。ネジが緩んでストップ機能が働いていない場合、この部分のネジ(下画像)を締めるだけで調節できます。
DIYでの具体的な調整手順は、次のとおりです。注意点は、ネジの形状やサイズに適した工具を使用することと、玄関ドアの隙間で手を挟まないようにすることです。
ドアクローザーのストップ機能の調節方法
①ネジの形状に適したレンチ(またはドライバー)を用意
②玄関ドアをロックしたい角度まで開く
③ネジを締める
②玄関ドアをロックしたい角度まで開く
③ネジを締める
上記の手順でドアクローザーの調整が完了したら、実際に玄関ドアを開閉し、開いた状態で止まるかどうか確認しましょう。問題なく止まるようであれば、調整は完了です!
上記の方法でもうまくいかない場合
先ほどの調整方法を試してもうまくいかない場合、玄関ドアを開閉するときに「カチカチ」といった音がしないか確認してください。もしこのような音がする場合、ドアクローザーのジョイント部分に組み込まれている「セレーション」と呼ばれる部品が、正常に噛み合っていない恐れがあります。
この場合、ドアクローザーのジョイント部分を手で軽く揺らし、セレーションを正しく噛み合わせる必要があります。セレーションを噛み合わせてから、ストップ機能を調節するまでの流れは、次のとおりです。
この場合、ドアクローザーのジョイント部分を手で軽く揺らし、セレーションを正しく噛み合わせる必要があります。セレーションを噛み合わせてから、ストップ機能を調節するまでの流れは、次のとおりです。
先ほどの方法でうまくいかない場合の対処法
①ジョイント部分(先ほどネジを締めた部分です)を手で軽く揺らす
②玄関ドアを開閉し、カチカチ音が鳴らないか確認
③音がしなくなったら、ネジを緩める
④もう1度、先ほどの3STEPの調整方法を行う
②玄関ドアを開閉し、カチカチ音が鳴らないか確認
③音がしなくなったら、ネジを緩める
④もう1度、先ほどの3STEPの調整方法を行う
いかがでしょうか。玄関ドアは開いた状態で止まるようになりましたか?
それでもうまくいかないなら、専門業者へ相談
先ほどの方法を試してもうまくいかないようであれば、ドアクローザーのパーツが破損している恐れがありますので、専門業者へ相談するようにしましょう。
また、そもそもドアクローザーを確認しても、ストップ用のカムや調整用のネジが見当たらないケースもあります。その場合、ストップ装置が「内装式」である可能性が考えられます。ドアクローザーのストップ装置には、部品が外から見える「外装式」と、外からは見えない「内装式」の2種類があります。
内装式のストップ装置は、ストップ機能が解除できない構造になっています。つまり、玄関ドアが開いた状態で止まらなくなった場合、ストップ機能が故障しているサインです。この場合はご自身で調整することは難しいでしょう。
また、そもそもドアクローザーを確認しても、ストップ用のカムや調整用のネジが見当たらないケースもあります。その場合、ストップ装置が「内装式」である可能性が考えられます。ドアクローザーのストップ装置には、部品が外から見える「外装式」と、外からは見えない「内装式」の2種類があります。
内装式のストップ装置は、ストップ機能が解除できない構造になっています。つまり、玄関ドアが開いた状態で止まらなくなった場合、ストップ機能が故障しているサインです。この場合はご自身で調整することは難しいでしょう。
不具合を放置すると、さらなるトラブルを生むことも
玄関ドアが開いた状態で止まらないのは不便ですが、「それほど困っていないから、とりあえずそのままにしておこう」と考える方もいますよね。しかし、ドアクローザーの不具合を放置していると、さらなるトラブルを生んでしまう可能性もあります。
ドアクローザーの耐用年数は10〜15年
玄関ドアを構成するパーツには耐用年数があり、ドアクローザーの耐用年数は10〜15年が目安です。意外と短いですよね。設置から15年以上が経過しているドアクローザーに不具合が現れた場合、すでに寿命を迎えていると判断してもいいでしょう。
特に多いのは油漏れのトラブル
ドアクローザーのトラブルとして特に多いのが、油漏れのトラブルです。ドアクローザーは内部に油が入っていて、その油圧でドアの開閉スピードを調節しています。ドアクローザーから油が漏れてきた場合、補修する術はありませんので、丸ごと交換することになるでしょう。
ストップ機能の不具合を放置していると、ドアクローザーに油漏れのトラブルが生じる可能性があります。油が漏れ出すと、拭いても拭いても時間が経てばまた垂れてきてしまいます。出入りの際に洋服を汚してしまう恐れもあり、油漏れは意外と困るトラブルです。
ストップ機能の不具合を放置していると、ドアクローザーに油漏れのトラブルが生じる可能性があります。油が漏れ出すと、拭いても拭いても時間が経てばまた垂れてきてしまいます。出入りの際に洋服を汚してしまう恐れもあり、油漏れは意外と困るトラブルです。
玄関ドアが閉まらなくなることもある
ドアクローザーに不具合が起きると、玄関ドアが閉まらなくなるケースもあります。玄関ドアが閉まらないと鍵をかけられないので、防犯面が心配です。
丁番に負担がかかる可能性
玄関ドアが開いた状態で止まらないと、荷物を運ぶ時などに足で蹴ってしまう方もいらっしゃいます。しかし、玄関ドアを蹴るなど乱暴に扱うと、ドアを固定する「丁番(ちょうばん)」に負担がかかり、丁番が破損する恐れもあります。
「ちょうつがい」とも呼ばれる丁番は、玄関ドアの開閉を担う重要なパーツ。丁番が壊れると、玄関ドアがガタついたり、閉まらなくなったりします。
このようにドアクローザーの不具合を放置すると、さらなるトラブルを生むこともあるのです。「ちょっと不便なだけ」と甘く見ず、お早めに専門業者へご相談ください。
「ちょうつがい」とも呼ばれる丁番は、玄関ドアの開閉を担う重要なパーツ。丁番が壊れると、玄関ドアがガタついたり、閉まらなくなったりします。
このようにドアクローザーの不具合を放置すると、さらなるトラブルを生むこともあるのです。「ちょっと不便なだけ」と甘く見ず、お早めに専門業者へご相談ください。
専門業者へ依頼する場合の流れと費用相場
こちらでは、玄関ドアが開いた状態で止まらないトラブルを、専門業者へ相談する場合の流れを紹介します。「いくらかかるのか」という費用の相場も紹介するので、参考にしてくださいね。
現地調査
専門業者へ「玄関ドアが開いた状態で止まらない」と相談した場合、まずは現地調査が行われます。現地調査では、作業員がドアクローザーを調節しても直らないのか、パーツが破損しているのか、などを確認してくれます。この際、自分でドアクローザーを調整してみたのであれば、その旨も伝えるとスムーズですね。
もしもその場の調節だけで直るようであれば、作業料金と出張料金で5,000円〜2万円くらいの料金になることでしょう。
もしもその場の調節だけで直るようであれば、作業料金と出張料金で5,000円〜2万円くらいの料金になることでしょう。
調整しても直らなければ、ドアクローザーを交換
調整しても不具合が直らないようであれば、業者からドアクローザーの交換が提案されます。
ドアクローザーの交換を行った場合、費用相場は作業料・出張料1万円〜2万円+部品代くらいが目安です。つまり、トータルで3〜4万円の費用と考えましょう。ほとんどの場合、一度点検して後日新しいドアクローザーを用意してからの作業となりますのでその場ですぐには交換できません。
現地調査での調節のみ | 約5,000円~2万円(作業料・出張料) |
ドアクローザー交換 | 約3万円~4万円(作業料・出張料+部品代) |
他の部品にも違和感を感じるなら、玄関ドアの交換も検討
玄関ドアが開いた状態で止まらない場合、注意していただきたいポイントがあります。それは、「玄関ドアの他のパーツに違和感を感じないかどうか」です。玄関ドアを構成するパーツには15年ほどで寿命を迎えるものが多く、ドアクローザー以外にも不具合が生じる恐れがあります。
もしドアクローザーの不具合以外にも次のようなトラブルがあれば、おそらく他のパーツも寿命を迎えているのでしょう。
もしドアクローザーの不具合以外にも次のようなトラブルがあれば、おそらく他のパーツも寿命を迎えているのでしょう。
●ドアノブのガタつき
●玄関ドアがスムーズに閉まらない
●ドアを開閉すると異音がする
●鍵がスムーズに閉まらない(開かない)
●鍵が抜けにくい(挿さりにくい)
●玄関ドアから隙間風が入ってくる
●玄関ドアがスムーズに閉まらない
●ドアを開閉すると異音がする
●鍵がスムーズに閉まらない(開かない)
●鍵が抜けにくい(挿さりにくい)
●玄関ドアから隙間風が入ってくる
こういった場合、ドアクローザーだけを新しいものに交換しても、またしばらくすると別の部分が不具合を起こすことがあります。部分補修を何度も繰り返す“いたちごっこ”の状態になると、作業料金や出張料金がかさみ、家計を圧迫してしまいます。
であれば、いっそ玄関ドアを丸ごと交換リフォームする方が、トータルコストを安く抑えられる可能性があります。
であれば、いっそ玄関ドアを丸ごと交換リフォームする方が、トータルコストを安く抑えられる可能性があります。
「玄関ドアの交換・取り替え
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玄関ドアを交換リフォームするメリット
玄関ドアを丸ごと交換リフォームするメリットとして、次のものが挙げられます。
●防犯性や断熱性などの機能がアップする
●玄関ドアが新しくなって見た目が良くなる
●部分補修の心配がなくなる
●約20万円〜と比較的リーズナブルに施工できる
●早ければ半日〜1日で工事が終わる
「半日〜1日で終わるの!?」「20万円から
カバー工法を選べば、約20万円〜という比較的リーズナブルな価格で玄関ドアを交換リフォーム可能です。工期も早ければ半日〜1日と短く、工事も気軽に実施しやすくなっています。
このように玄関ドアを交換リフォームすることには様々なメリットがあります。もし玄関ドアの設置から15年以上が経過して、いくつかの不具合が見られる場合は、玄関ドアの交換リフォームを検討してみるのもおすすめです。
●防犯性や断熱性などの機能がアップする
●玄関ドアが新しくなって見た目が良くなる
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でリフォームできるの!?」と驚く方がいるかもしれませんね。最近では「カバー工法」と呼ばれる新たな技術が登場し、以前より簡単に玄関ドアの交換リフォームを行えるようになったのです。カバー工法を選べば、約20万円〜という比較的リーズナブルな価格で玄関ドアを交換リフォーム可能です。工期も早ければ半日〜1日と短く、工事も気軽に実施しやすくなっています。
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玄関ドアのお悩みは街の玄関ドアやさんにお気軽にご相談ください
玄関ドアの交換をお考えの際は、まずは街の玄関ドアやさんにお問い合わせください。お問い合わせいただく方の中には交換工事を始めて経験される方も多いでしょう。ドアの不具合による焦りと不安もあるかと思います。電話やメールでお問合せをいただく時に「どのように伝えたらいいかわからない」「依頼の仕方がわからない」などとお困りの方でもご安心ください。無料点検で現地にて私どもが不具合を詳しく調べて施主様にわかりやすく解説させていただきます。
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玄関ドアの不具合やお悩みで交換を検討されている方は、ぜひお読みください。
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まとめ
この記事では、玄関ドアが開いた状態で止まらない原因や、自分でできる調整方法をお伝えしました。記事のポイントを簡単にまとめると、次のとおりです。
●玄関ドアが開いた状態で止まらない場合、ドアクローザーに原因がある
●ドアクローザーのネジが緩んでいる場合、自分で簡単に調整できる
●ネジを締めてもうまくいかない場合、パーツの破損が考えられる
また、玄関ドアの設置から15年以上が経過していたら、ドアクローザー以外のパーツも同時に寿命を迎えている恐れがあります。その場合、とりあえずドアクローザーだけを交換しても、またすぐ別の部品が不具合を起こす可能性が高いです。
何度も部分補修を繰り返していると、補修費用が家計を圧迫してしまいます。であれば、玄関ドアの交換リフォームを検討するのがおすすめ。カバー工法なら、約20万円〜の費用で交換リフォームができ、工事は早ければ半日〜1日で完了します。
当社でも玄関ドアの部分補修や交換リフォームを承っておりますので、不具合でお困りの方は、ぜひご相談ください。
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