玄関だけ新しくしても寒い? 開口部を「面」で考える断熱リフォームの考え方
こんにちは、街の玄関ドアやさんです。
「玄関ドアを新しくしたのに、思ったより寒さが改善されない」。
実は、こうしたお声をいただくことがあります。
原因の多くは、玄関ドアのすぐ横にある袖窓や、ドア上部の欄間窓といった、隣接する開口部が古いままになっているケースです。
この記事では、玄関ドア単体ではなく「開口部全体」を面としてとらえる断熱リフォームの考え方について、専門家の視点で解説します。
住まいから逃げていく熱のうち、約6割は窓やドアといった「開口部」からだといわれています。
さらにそのうち約4割は、ガラス面ではなく「サッシ枠」の部分から逃げているというデータもあります。
つまり、断熱性能を左右するのはガラスだけでなく、枠の性能や、開口部全体としての気密性であるということです。
玄関まわりも同じ考え方が当てはまります。
玄関ドア本体をいくら高性能なものに交換しても、隣接する袖窓や欄間窓がアルミ枠のシングルガラスのままであれば、そこから熱が逃げ続けてしまい、玄関ホール全体の体感温度はあまり改善されません。
住まいから逃げていく熱のうち、約6割は窓やドアといった「開口部」からだといわれています。
さらにそのうち約4割は、ガラス面ではなく「サッシ枠」の部分から逃げているというデータもあります。
つまり、断熱性能を左右するのはガラスだけでなく、枠の性能や、開口部全体としての気密性であるということです。
玄関まわりも同じ考え方が当てはまります。
玄関ドア本体をいくら高性能なものに交換しても、隣接する袖窓や欄間窓がアルミ枠のシングルガラスのままであれば、そこから熱が逃げ続けてしまい、玄関ホール全体の体感温度はあまり改善されません。
玄関ドアのそばに窓が設けられているのには理由があります。
玄関は光が入りにくい間取りになりやすく、日中でも照明に頼らざるを得ない住宅は少なくありません。
そこで、ドアの脇に「袖窓(そでまど)」、ドアの上部に「欄間窓(らんままど)」を設けることで、玄関ホールに自然光を取り込む設計が広く採用されてきました。
採光という点では優れた工夫ですが、築年数の経過した住宅では、これらの窓が単板ガラス・アルミ単体枠のまま残っているケースが多く見られます。
玄関ドア本体だけを最新の断熱仕様に交換しても、隣接する窓がそのままでは、開口部全体としての断熱性能はアンバランスな状態になってしまいます。
ドアと窓、両方の断熱性能をそろえる 玄関ドアの熱貫流率(熱の伝わりやすさを示す数値)が低くても、隣接する窓の熱貫流率が高いままでは、玄関まわり全体の断熱性能はその窓の性能に引っ張られてしまいます。
リフォームの際は、ドア単体の性能だけでなく、袖窓・欄間窓を含めた開口部全体で断熱性能をそろえることが重要です。
気密性も含めて見直す 断熱性能はガラスやフレームの素材だけでなく、ドアと窓それぞれの気密パッキンの状態にも左右されます。
どちらか一方だけ気密性が高くても、もう一方から隙間風が入り込んでいれば、玄関ホール全体の快適性は大きく改善しません。
デザイン面でも統一感が生まれる 機能面だけでなく、ドアと窓のフレームカラーや素材をそろえることで、玄関まわり全体の見た目にも統一感が生まれます。
ドアだけを新しくして窓が古いままだと、外観の印象がちぐはぐになってしまうこともあります。
まずは現状の組み合わせを把握する 玄関ドア本体だけでなく、袖窓・欄間窓の有無、ガラスの種類(単板か複層か)、フレーム素材(アルミか樹脂複合か)を確認することが第一歩です。
同時リフォームで効率よく進める ドアと窓を別々の時期に工事すると、その都度、足場や工事車両の手配が必要になります。 同時にリフォームを行うことで、工事の手間や費用を効率化できるケースが多くあります。
補助金の活用条件も確認する 窓の断熱改修を対象とした補助制度の中には、玄関ドアについて「窓との同時契約で行う場合に補助対象となる」という条件が設けられているものもあります。 ドアと窓をセットでリフォームすることで、こうした補助制度を活用しやすくなる場合もあるため、事前に登録事業者へ確認しておくと安心です。
玄関ドアだけを新しくしても寒さが改善されない場合、その原因は隣接する袖窓や欄間窓など、開口部全体のバランスにあることが少なくありません。
住まいの熱の多くが開口部から逃げているからこそ、ドア単体ではなく「面」として断熱性能をそろえることが、玄関まわりの快適性を根本から高める鍵になります。
「玄関ドアを替えたのに寒さがあまり変わらない」「窓も含めて玄関まわりを見直したい」という方は、ぜひ一度、街の玄関ドアやさんまでご相談ください。