引き戸がガタガタする原因は？点検ポイントと修理

玄関の建付けが悪い。引き戸を開け閉めするたびにガタガタと大きな音がするようになってしまった。
毎日使う玄関ですからちょっとしたことでも大きなストレスですよね。
まずはご自身でできるチェックポイントと調整方法についてご案内いたします。

※扉を外す際にはけがや破損に注意してください。ふたり以上での作業をおすすめします。

レールをチェック

ゴミなどが挟まっていないか

砂やゴミなど小さなものでもガタツキや不調の原因になります。まずは掃除をしてみましょう。戸を外して戸車などにゴミが挟まっていないかも見てください。

傷がついていないか、歪んでいないか

長く使用していれば摩耗して傷や歪みが生じることがあります。歪みは戸を外した状態で確認すると分かりやすいです。レールの経年劣化は交換するしか方法がありません。

戸車をチェック

扉の下についている、レールを滑る部品が戸車です。高さが合っていなかったり、経年で歪んだり擦り減ったりするとガタガタという音の原因になります。

戸車の高さを調整

戸の下端についているネジを回すと戸車の高さが調整できます。開け閉めして様子を見ながら試してください。
※ネジを完全に取り外さないよう注意してください！
※電動ドライバーは細かい調整に向かないので使用しないでください！

戸車を交換

擦り減ったり曲がっている戸車は交換する必要があります。戸車だけならホームセンターやネットで手に入るのでDIYで修理も可能です。その際にはサイズと形を必ず今と同じものにしてください。（戸車の寿命は3～4年ともいわれます。）

耐用年数の過ぎた玄関ドアは交換を

長く使用している引き戸はガラスのはめ込みが甘くなったり、戸そのものがゆがんだりすることでも異音を発します。
不具合があるたびに修理するのは手間や費用がかかりますので、玄関ドアを丸ごと新しくすることもご検討ください。カバー工法なら今あるドア枠に新しいドア枠をかぶせるだけなので、お手軽スピーディ。断熱ガラスにすることで快適さもアップします。
玄関ドアの交換は街の玄関ドアやさんまでお問い合わせください。

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