【先進的窓リノベ2025事業】玄関ドアと窓の併用リフォームが最強!これをみればわかる補助金活用ガイド

2025年4月30日更新
「先進的窓リノベ2025事業」という名前ですが、実は玄関ドアの断熱リフォームにも補助金が活用できるのをご存じですか?
最大200万円の補助金を活用して、玄関ドアと窓の断熱性能をまとめてアップグレードするなら今がチャンスです!
玄関ドアと窓、それぞれのリフォームが補助金の対象となる条件、申請の流れ、さらにお得な活用術まで、知りたい情報を分かりやすく解説します。
補助対象になるための条件と、対象外になってしまう例
玄関ドアと窓のリフォームについて、補助金額を性能別にご紹介
窓リノベ事業者によるリフォームが対象。申請の流れや注意点を確認
2025年12月31日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
先進的窓リノベ2025事業について

先進的窓リノベ2025事業は、国が推進する住宅省エネ2025キャンペーンの一環として実施される補助金制度です。
高断熱性能を持つ窓や玄関ドアなど、開口部へのリフォームを対象とし、最大200万円の補助金が支給されます。
特に注目したいのは、同一契約内で同時に行う玄関ドアの断熱改修も補助対象になる点。
これにより、窓+玄関ドアをセットで断熱性能アップできるお得な機会となっています。
住宅省エネ2025キャンペーン(補助金制度の全体像)
補助金事業名 | 対象工事 | 補助金上限 |
---|---|---|
先進的窓リノベ2025 | 窓・玄関ドアの断熱リフォーム | 最大200万円/戸 |
子育てエコホーム支援事業 | 断熱、エコ給湯、耐震他 | 最大60万円/戸 |
給湯省エネ2025 | 高効率給湯器の導入 | 最大15万円/戸 |
賃貸集合給湯省エネ2025 | 賃貸集合住宅の給湯設備更新 | 最大27.5万円/戸 |
☑窓:0.2㎡未満、ガラス:0.1㎡未満のサイズは対象外
☑内窓の補助額が減額(Aグレード:最大6,000円、Sグレード:最大1,000円減額)
小規模リフォームや部分的な改修のみを予定していた方は、補助対象外となる可能性があるため、サイズや性能基準の確認が重要です。
補助対象となる方
補助金を受け取るには、以下の条件を満たす必要があります。
対象となる方の条件
☑窓リノベ事業者(登録業者)と契約を結ぶこと
☑リフォーム対象住宅の所有者であること(居住者または管理組合含む)
対象となる住宅
住宅の種類 | 対象範囲 |
---|---|
戸建て住宅 | 所有者が居住する住宅 |
集合住宅※ | マンション、アパートなど(個人宅・共用部ともに可) |
賃貸住宅 | 所有者の申請により対象可能 |
補助対象にならない例
以下に該当すると、先進的窓リノベ2025事業での補助金申請ができません。
リフォーム前に必ず確認しておきましょう。
工事前・後写真の提出 | 工事前後の写真は必須提出書類であり、撮り忘れや不備、提出免除は一切承ることができません |
---|---|
玄関ドアの交換申請 | 補助金を受け取るには、窓の工事と同時に申請いただく必要があります |
住宅以外の工事 | 住宅以外や非住居部分の工事は補助対象外です ※例:店舗や民泊して利用している建物等 |
経費が補助額未満 | 補助金額よりも工事費用の合計が少ない場合は、補助金をご申請いただけません |
他補助制度との併用 | 国の他の補助金制度との併用は原則不可 ※一部例外あり |
※同じ窓やドアに対して、国の別の補助金を重ねて受け取ることはできませんが、地方自治体の補助金は、国からお金が出ていないものであれば、国の補助金と一緒に使うことができます。


先進的窓リノベ2025事業対象のリフォーム
先進的窓リノベ2025事業では、工事の種類、玄関ドアや窓の大きさ、断熱性能のレベルに応じて補助金の額が変わります。
窓リフォーム対象一覧
ガラス交換
められたガラスのみを入れ替える工事で、窓リフォームの中では最もお手軽な工事です。
はやく安く多くの窓をリフォームしたい場合にはおすすめです。
注意ポイント
☑玄関ドアにつくガラス交換には該当しません
ガラス1枚あたりの補助額
窓の性能区分 【Uw】 |
ガラスのサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 1.4㎡以上 |
中(M) 0.8㎡以上1.4㎡未満 |
小(S) 0.1㎡以上0.8㎡未満 |
|
P(SS) | 55,000円 | 34,000円 | 11,000円 |
S | 36,000円 | 24,000円 | 7,000円 |
A | 30,000円 | 19,000円 | 5,000円 |
補助金額は、窓やドアの断熱性能(Uw値)に応じて「SS・S・A」の3段階に区分され、数値が小さいほど高性能。
たとえば、SSグレードは「Uw値1.1以下」、Aグレードは「1.9以下」です。
内窓設置
いまある窓はそのままに、内側にもう一つ窓を取り付けるイメージです。
二重窓とも呼ばれていて、施工がはやく、マンション等の集合住宅でも施工できるのが魅力です。
注意ポイント
☑窓が二重になるので開け閉めも2回する必要がある
☑補助金の対象外となる工事例は以下の通り
①開口面と平行に設置しない内窓
②開口面から50㎝を超えて設置する内窓
③既存の外窓1つに対して3つ以上の内窓を新たに取り付ける工事
1製品あたりの補助額
窓の性能区分 【Uw】 |
内窓のサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 106,000円 | 72,000円 | 46,000円 |
S | 65,000円 | 44,000円 | 28,000円 |
A | 26,000円 | 18,000円 | 12,000円 |
外窓交換(カバー工法)
いまある窓枠を残して撤去後、新しい窓枠と窓を取り付ける方法です。
室内側からも室外側からも新しい見た目になり、製品によっては色も選べるのでお住まいのイメージが一新できます。
注意ポイント
☑お住まいの外壁ライン上にある熱的境界以外に設置された外窓は対象外
1製品あたりの補助額(戸建住宅・低層集合住宅)
窓の性能区分 【Uw】 |
外窓のサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 220,000円 | 163,000円 | 109,000円 |
S | 149,000円 | 110,000円 | 74,000円 |
A | 117,000円 | 87,000円 | 58,000円 |
1製品あたりの補助額(中高層集合住宅)
窓の性能区分 【Uw】 |
外窓のサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 266,000円 | 181,000円 | 112,000円 |
S | 180,000円 | 122,000円 | 75,000円 |
A | 148,000円 | 101,000円 | 62,000円 |
外窓交換(はつり工法)
既存の窓枠を撤去し、壁の一部を壊して新しい窓枠と高性能な窓ガラスを設置する工法です。
窓のサイズ変更に有効ですが、カバー工法より工事期間と費用がかかります。
注意ポイント
☑お住まいの外壁ライン上にある熱的境界以外に設置された外窓は対象外
1製品あたりの補助額(戸建住宅・低層集合住宅)
窓の性能区分 【Uw】 |
外窓のサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 183,000円 | 136,000円 | 91,000円 |
S | 118,000円 | 87,000円 | 59,000円 |
A | 92,000円 | 69,000円 | 46,000円 |
1製品あたりの補助額(中高層集合住宅)
窓の性能区分 【Uw】 |
外窓のサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 266,000円 | 181,000円 | 112,000円 |
S | 180,000円 | 122,000円 | 75,000円 |
A | 148,000円 | 101,000円 | 62,000円 |
玄関ドアリフォーム対象一覧

カバー工法
既存のドア枠を残したまま、新しいドアを上から被せるように取り付ける工法です。
壁を壊す必要がないため、比較的短時間かつ低コストで工事が可能となり、デザインの一新や防犯性、断熱性を向上させる効果が期待できます。
注意ポイント
☑玄関ドアのリフォームのみでは補助金の対象外です
1製品あたりの補助額(戸建住宅・低層集合住宅)
ドアの性能区分 【Uw】 |
ドアのサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 1.0㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 220,000円 | 163,000円 | 109,000円 |
S | 149,000円 | 110,000円 | 74,000円 |
A | 117,000円 | 87,000円 | 58,000円 |
1製品あたりの補助額(中高層集合住宅)
ドアの性能区分 【Uw】 |
ドアのサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 1.0㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 266,000円 | 181,000円 | 112,000円 |
S | 180,000円 | 122,000円 | 75,000円 |
A | 148,000円 | 101,000円 | 62,000円 |
はつり工法
既存の玄関ドア枠を撤去し、壁の一部を壊して新しいドア枠とドア本体を設置する工法です。
ドアのサイズや位置を変更したり、より高性能な断熱ドアを取り付けたりする場合に有効ですが、カバー工法に比べて大掛かりな工事となり、費用と期間がかかります。
注意ポイント
☑玄関ドアのリフォームのみでは補助金の対象外です
1製品あたりの補助額(戸建住宅・低層集合住宅)
ドアの性能区分 【Uw】 |
ドアのサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 1.0㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 183,000円 | 136,000円 | 91,000円 |
S | 118,000円 | 87,000円 | 59,000円 |
A | 92,000円 | 69,000円 | 46,000円 |
1製品あたりの補助額(中高層集合住宅)
ドアの性能区分 【Uw】 |
ドアのサイズ(面積) | ||
---|---|---|---|
大(L) 2.8㎡以上 |
中(M) 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小(S) 1.0㎡以上1.6㎡未満 |
|
P(SS) | 266,000円 | 181,000円 | 112,000円 |
S | 180,000円 | 122,000円 | 75,000円 |
A | 148,000円 | 101,000円 | 62,000円 |
【先進的窓リノベ2025事業】補助金申請の流れと注意点
先進的窓リノベで補助金を活用して玄関ドア、窓のリフォームを行うには、いくつかのステップと注意点があります。
スムーズに申請を進めるために、しっかりと確認しておきましょう。
①施工業者と契約

まずは、先進的窓リノベ2025事業において、登録事業者であるリフォーム業者を選び、工事内容や費用について契約を結びます。
②着工(2024年11月22日以降)
補助金の対象は、2024年11月22日以降に行った工事に限ります。
この日より前に着工した工事は補助金の対象となりませんのでご注意ください。
③工事完了

工事が完了したら、業者の担当者と一緒に仕上がりを確認し、問題がなければ引渡しとなります。
④補助金の交付申請

補助金の申請は工事を請け負う業者が行います。
お客様には本人確認書類などをご用意いただくことがございますが、難しい手続きをする必要はありません。
⑦補助金の交付・還元

事務局による審査が行われ、補助金の交付が決定すると、通知が届き補助金が交付されます。
決定後、1〜2ヶ月後に工事代金の一部に充当、または現金還元のいずれかで交付されます。
交付方法は業者と契約する前に、必ず確認しておきましょう。
2025年12月31日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
注意ポイント
☑登録業者でないと申請不可
補助金の申請は、経済産業省に登録された「登録事業者」を通じて行う必要があります。
契約前に必ず業者が登録されているか確認しましょう。
☑対象製品でないと補助金が出ない
玄関ドアや窓も、補助金の対象となる性能基準を満たした製品を選ぶ必要があります。
業者と相談しながら、対象製品の中から希望に合ったものを選びましょう。
☑工事前の写真撮影が必須
玄関ドアと窓の状態を証明するために、工事前、工事後の写真撮影が必要です。
業者に指示されたアングルで、漏れなどがないよう記録しておきましょう。
あなたのタイプは?目的別アドバイス集
補助金に興味を持ったきっかけや、リフォームの検討状況によって、取るべき行動は少しずつ異なります。
ここでは、目的別に今すぐできるアドバイスをご紹介します。
初めて補助金を知った方へ
「なんだかお得そうだけど、よくわからない…」
そんなあなたは、まずはお気軽に無料見積もりを依頼してみましょう。
複数の業者から話を聞くことで、補助金の仕組みや対象となる玄関ドアについて、具体的なイメージを持つことができます。
親切に制度説明をしてくれる業者を選ぶと、安心して相談を進められます。
リフォーム検討中で迷っている方へ
「そろそろ玄関ドアを替えたいけど、補助金を使った方がいいのかな?」
「いつ動くのがベスト?」とお悩みの方へ。
結論から言うと、早めの見積もり、契約が吉です!
先進的窓リノベ2025事業による補助金は、着工が2024年11月22日以降であれば工事を進めることができます。
今のうちから情報収集を始め、信頼できる業者を見つけて具体的な計画を立てておくことで、スムーズに補助金申請へと進めます。
補助金前提で業者選定中の方へ
すでに補助金の活用を視野に入れて業者を選んでいる方は、業者が「先進的窓リノベ2025事業」の登録事業者であるかを必ず確認しましょう。
公式サイトで登録事業者の検索機能から簡単に検索が可能です。
また、契約後の手続きをスムーズに進めるために、提出書類や工事前の記録写真の準備についても、業者に確認しておくと安心です。
2025年12月31日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
窓と玄関ドア、セットでのリフォームが断然お得!

お住まいの断熱性を高めるためには、熱の出入りが大きい開口部、つまり、窓と玄関ドアの両方を対策することが重要です。
部分的な断熱工事では、期待した効果が得られないこともあります。
例えば、最新の高断熱窓に交換しても、断熱性能の低い古い玄関ドアが残っていると、そこから冷気や熱気が侵入してしまいます。
窓と玄関ドアを同時にリフォームすれば、住まいの断熱効率は飛躍的に向上し、より快適な住環境を実現できます。
また、断熱性能の高い玄関ドアは、実は防犯性能も優れているものが多いことはご存知でしょうか?
警察庁などが定める厳しい基準をクリアした製品で、ピッキングやこじ破りなどの手口に対して高い抵抗力があります。
2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟み込んだガラスで、ドライバーなどでの打ち破りを困難にします。
これらの防犯性の高い製品も、先進的窓リノベ2025補助金の対象となる場合があります。
お住まいの安全性を高めることができるのは、リフォームの大きなメリットですよね。
窓、玄関ドアのリフォームを同時に行うことで、補助金の対象となる製品が増えれば、補助金額が更にアップするかもしれません。
この機会に、ぜひ窓と玄関ドアのセットでのリフォームをご検討ください。
先進的窓リノベを使ったリフォーム事例(2024年)
玄関ドア+窓のリフォームで暖かく快適な玄関へ!補助金活用でお得に



補助金を活用し、玄関ドアと窓の断熱リフォームで玄関を暖かく快適に改善した事例です。
先進的窓リノベ2024事業と子育てエコホーム支援2024事業の補助金を併用し、お得に断熱リフォームを実現しました。
寒さのお悩みが、補助金でお得に解決できたとお喜びいただけました!
リフォーム内容 | 費用 | 補助額 |
---|---|---|
玄関ドア交換 | ¥538,587円 (施工費込み) |
¥49,000円 (子育てエコホームZEHレベル大サイズ) |
勝手口のドア交換 | ¥270,556円 (施工費込み) |
¥32,000円 (子育てエコホーム) |
窓の交換(階段) | ¥64,185円(施工費込み) ¥52,800円(施工費込み) |
¥29,000円 ¥29,000円 |
窓の交換(キッチン) | ¥57,909円(施工費込み) | ¥29,000円 |
窓の交換 (トイレ、脱衣場、他) |
¥139,800~¥153,010円 (施工費込み) |
¥109,000円 |
2025年12月31日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
先進的窓リノベ、みんなが気になる疑問を解決!(FAQ)
同時にリフォームすることで、住まいの断熱効果がグーンとアップします!
①工事代金に直接充てる
②現金で受け取る
工事を依頼する前に、業者にどちらの受け取り方になるか確認しておきましょう!
補助金を返したとしても、対象外となる扱いは変わりません。
まとめ
先進的窓リノベ2025事業による補助金は、国の支援を受けて、あなたの住まいをより快適で省エネな空間へとアップグレードできる絶好のチャンスです。
玄関ドアも対象となるこの機会を逃さず、自己負担を抑えながら高性能なリフォームを実現しましょう。
「難しそう…」と感じている方も、まずは無料見積もりから始めてみませんか?
経験豊富なプロが、あなたの家の状況や希望に合わせた最適なプランを提案します。
賢く補助金を活用して、理想の玄関ドアと窓を手に入れましょう!