先進的窓リノベ2026事業で玄関ドアは補助対象?条件・補助額・2025年からの変更点を解説
2026年2月28日更新
※本ページは住宅省エネに関する【公式発表】および事業概要をもとに随時更新しています
先進的窓リノベ2026事業は、窓の断熱改修が主役の補助金制度ですが、条件を満たせば住宅の玄関ドアの断熱リフォームも補助対象になります。
この記事では、
・先進的窓リノベ2026事業の最新内容
・玄関ドアが補助対象になる条件・ならない条件
・2025年からの変更点と注意点
を中心に、今から検討する人が失敗しないための判断材料を分かりやすく解説します。
■監修:街の玄関ドアやさん運営本部
先進的窓リノベ事業2026事業の要点まとめ
☑ 玄関ドアは【窓と同時工事】なら補助対象
☑ 玄関ドア単体の交換は補助金対象外
☑ 2026年は一部性能区分・補助額に変更あり
☑ 補助金申請は登録事業者が代行
☑ 予算上限に達し次第、受付終了
2026年12月末日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
※事業の正式発表・受付状況は公式サイトで随時更新されます
先進的窓リノベ2026事業とは?【2026年最新版】
先進的窓リノベ2026事業は、国が推進する住宅省エネ2026キャンペーンの一環として行われる補助金制度です。
断熱性能の高い窓や開口部へのリフォームを促進することで、住宅の省エネ化・CO₂排出量削減を目的としています。
給湯器を対象とする給湯省エネ2026事業などと並び、3省連携による大型補助事業のひとつです。
先進的窓リノベ2026事業の概要
☑ 実施主体:国(環境省・国土交通省ほか)
☑ 対象工事:高断熱窓を中心とした開口部リフォーム
☑ 補助上限額:1戸あたり最大100万円*
☑ 申請方法:登録された窓リノベ事業者が代行申請
本補助事業は個人が直接申請するものではなく、登録事業者を通じて一括申請される仕組みです。
本補助事業の詳細については、事務局の公式発表をご確認ください。
※補助額は工事内容・性能・施工箇所数により異なり、合計補助額の上限は1戸あたり100万円までとなります。
↓公式サイトはこちら(別窓)↓
補助対象となる基本的な工事内容
この事業で支援を受けられるのは、窓の断熱性能を高めるリフォームです。
| 工事種類 | 工事内容 |
|---|---|
| ガラス交換 | 既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して複層ガラス等に交換 |
| 内窓設置 | 既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換 |
| 外窓交換 (カバー工法) |
既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換 |
| 外窓交換 (はつり工法) |
既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換 |
引用元:先進的窓リノベ2026事業
これらの工事は、製品の断熱性能(Uw値)やサイズに応じて補助額が設定されています。
Uw値とは?
補助金額は、窓やドアの断熱性能(Uw値)に応じて「SS・S・A」の3段階に区分され、数値が小さいほど高効率。
たとえば、SSグレードは「Uw値1.1以下」、Aグレードは「1.9以下」です。
先進的窓リノベ2026事業で玄関ドアは補助対象になる?
「先進的窓リノベ事業は窓だけの補助金」と思われがちですが、一定の条件を満たせば、玄関ドアの断熱リフォームも補助対象になります。
☑ 窓の断熱改修工事と同一契約内で行うこと
☑ 断熱性能基準を満たす玄関ドアであること
☑ 登録事業者による施工であること ※2026年の事業者登録開始は3月上旬を予定
つまり、窓+玄関ドアをセットで断熱リフォームする場合に限り、玄関ドアも補助対象として申請できます。新築住宅は対象外、リフォーム向けの制度です。
玄関ドア単体のリフォームでは、先進的窓リノベ2026事業の補助金は使えないので注意しましょう。
・先進的窓リノベ2026事業(環境省)
・みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)
・給湯省エネ2026事業(経済産業省)
・賃貸集合給湯省エネ2026事業(経済産業省)
3省(環境省・国土交通省・経済産業省)の連携による住宅省エネキャンペーン2026では、各事業を組み合わせてお得に活用できます。
※ワンストップ一括申請の実施が予定されています。
同じ目的のリフォームで、国の補助金を二重に受け取ることはできません。
例えば、窓の断熱リフォームで、先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業を両方使うことはできません。
併用する方法としては、窓の断熱改修を先進的窓リノベ2026事業で、玄関ドアのリフォームを含んだ必須工事2種、または3種による工事をみらいエコ住宅2026事業で行うといった組み合わせが有効です。
これにより、高効率な水まわりリフォーム等も同時に進められます。
補助対象になる玄関ドアの条件
補助金の対象となる玄関ドアには、いくつかの重要な条件があります。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 窓フォームと同時契約 | 窓の断熱リフォームと同時に、同じ契約内で断熱性能の高いドアへ交換する場合に限り適用 |
| 高い断熱性能 | 先進的窓リノベ2026事業が定める性能要件をクリアした製品でUd値が1.9以下の高い断熱性能(グレードA以上)を備えている |
| 外皮部分の開口部 | 住宅の外皮部分(外気と接する境界)にある開口部に取り付けられている玄関ドアが対象 |
また、欄間や袖付きドアの場合も、製品全体として基準を満たしているかが判断基準となります。
製品選定については、登録事業者に資料を請求したり、最新の情報を確認しながら進めるのが最も確実です。
補助対象にならない玄関ドアリフォームの例
次のようなケースでは、先進的窓リノベ2026事業の補助金の対象外となります。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 玄関ドア単独の改修 | 窓の改修を伴わず、玄関ドアのみを交換する工事 |
| 低性能な製品 | 性能区分がグレードB以下の製品や、事務局に登録されていない製品を使用した場合 |
| 住宅以外の建物 | 店舗・事務所やプレハブ小屋など、住宅以外の建物 |
| ドアのガラスのみの交換 | ドア本体は替えず、そこにはめ込まれているガラスのみを交換する改修 |
「玄関ドアの補助金が使える」と聞いて問い合わせをしたものの、窓リフォームを予定していなかったため対象外だったというケースは少なくありません。
玄関ドア単体で使える補助金制度を探している方は、別記事「玄関ドアのリフォーム補助金2026年」で詳しく解説しています。
2025年から何が変わった?2026年主な変更点
先進的窓リノベ事業は、毎年制度内容が見直されており、2026年事業では2025年からいくつか重要な変更点があります。
「去年と同じ内容だと思っていたら、補助対象外になってしまった」
そんなことにならないためにも、これからリフォームを検討する方は必ず最新の条件を確認しておきましょう。
変更点①:補助上限額の引き下げ
最大200万円から、100万円へと半減しました
変更点②:内窓Aグレードの除外
これまで対象だった内窓の「Aグレード(熱貫流率1.9以下)」が補助対象から除外されました
変更点③:特大サイズ(LL)の新設
サッシ面積4.0㎡以上の「特大サイズ」という区分が追加され、大きな開口部への補助が明確化されました
変更点④:対象範囲の拡大
特定の地域に建設される一部の非住宅建築物も対象に加わりました
これらの変更により、小規模な窓リフォームや性能を抑えた製品を選んだ場合、補助金が使えない可能性が高まっています。
先進的窓リノベ2026事業の補助金でリフォームを考えているのなら、事業者登録していることは前提として、補助金を使ったリフォーム経験がある、親身に相談に乗ってくれる業者を選ぶことが大切です。
小規模リフォームを検討している場合の注意点
「トイレや洗面所の小窓だけ交換したい」
「内窓を1か所だけ付けたい」
このようなケースでは、以下のような理由によって補助対象外となることがあります。
・窓やガラスの面積が、補助対象の最小サイズを満たしていない
・補助額よりも工事費用の方が少なく、申請条件を満たさない
先進的窓リノベ2026年事業では、とりあえず1か所だけやってみるというリフォームが成立しにくい制度設計になっています。
補助金を使ったリフォームを行いたい場合は、事前にサイズ・性能・補助額の目安を業者に確認することが重要です。
補助金を受け取るための基本条件と注意点
先進的窓リノベ2026事業の補助金を受け取るためには、工事内容だけでなく申請方法や契約条件もしっかり確認しておきましょう。
☑ 先進的窓リノベ2026事業の登録事業者と契約して工事を行う
☑ リフォーム対象の住宅を所有している
(居住者本人、管理組合、賃貸住宅の所有者など)
| 住宅の種類 | 対象範囲 |
|---|---|
| 戸建住宅 | 所有者が居住する住宅 |
| 集合住宅※ | マンション、アパートなど(個人宅・共用部ともに可) |
| 賃貸住宅 | 所有者の申請により対象可能 |
※集合住宅の場合、管理組合や法人が代表して申請できます
以下に当てはまる方は、先進的窓リノベ2026事業の補助金制度を活用することはできません。
☑ 玄関ドアのみを交換する工事(※窓工事と同時でない場合)
☑ 店舗・事務所など、住宅以外の建物
☑ 補助額が工事費用の合計を上回る場合
☑ 同じ窓・ドアに対して、国の他補助金を重複申請する場合
※同じ窓や玄関ドアに対して、国の別の補助金を重ねて受け取ることはできませんが、地方自治体の補助金は、国からお金が出ていないものであれば一緒に使うことができます。
参考元:先進的窓リノベ2026事業
先進的窓リノベ2026事業の利用手順
先進的窓リノベ2026事業の補助金申請は、リフォームを依頼した登録事業者が代行します。
お客様ご自身で複雑な申請手続きを行う必要はないので、ご安心ください。
①施工業者と契約
はじめに、先進的窓リノベ2026事業の登録事業者であるリフォーム業者を選び、工事内容や費用について契約を結びます。
②着工(2025年11月28日以降)
補助金の対象は、2025年11月28日以降に行った工事に限ります。
この日より前に着工した工事は補助金の対象となりませんのでご注意ください。
③工事完了
工事が完了したら、業者の担当者と一緒に仕上がりを確認し、問題がなければ引渡しとなります。
④補助金の交付申請
補助金の申請は工事を請け負う業者が行います。
お客様には本人確認書類などをご用意いただくことがございますが、難しい手続きをする必要はありません。
⑤補助金の交付・還元
事務局による審査が行われ、補助金の交付が決定すると、通知が届き補助金が交付されます。
決定後、1〜2ヶ月後に工事代金の一部に充当、または現金還元のいずれかで交付されます。
受け取り方法については、契約前に必ず業者へ確認しておきましょう。
2026年12月末日までに完成した工事が対象
※予算に達し次第終了
※事業の正式発表・受付状況は公式サイトで随時更新されます
注意ポイント
☑ 登録業者でないと申請不可
補助金の申請は、経済産業省に登録された「登録事業者」を通じて行う必要があります。
契約前に必ず業者が登録されているか確認しましょう。
☑ 補助対象製品を選ぶ必要がある
玄関ドアや窓も、補助金の対象となる性能基準を満たした製品を選ぶ必要があります。
業者と相談しながら、対象製品の中から希望に合ったものを選びましょう。
☑ 工事前の写真撮影が必須
玄関ドアと窓の状態を証明するために、工事前、工事後の写真撮影が必要です。
業者に指示されたアングルで、漏れなどがないよう記録しておきましょう。
窓と玄関ドアを同時にリフォームするメリット
家の中の熱が最も逃げていく場所、それは窓と玄関ドアです。
せっかく窓をリフォームしても、玄関ドアが古いままだとそこから熱が逃げてしまい、断熱効果が半減してしまいます。
玄関ドアと窓、この2つを同時にリフォームすることで、家全体の断熱効果が完成するといっても過言ではありません。
▼玄関ドア・窓の同時リフォームで期待できる効果の注目コンテンツ
室内の温度を保つ効果が高まり、冷暖房の効きもよくなり光熱費カットに期待できます
玄関ドアのリフォームは断熱だけでなく防犯や防音対策にも選ばれています
補助金は窓・玄関ドアを同時にリフォームすることで補助金がUPします!
先進的窓リノベ2025事業を使った施工事例
築年数の経った戸建てをまるごと断熱リフォーム

補助金 約116万円
実質負担額 約153万円(税込)
玄関ドア・勝手口ドアの交換に加え、外窓6か所交換+内窓11か所設置という、お住まい全体の断熱リフォームを実施。
工期は3日間でしたが、工事中でもお客様には普段通りに生活いただいたままスムーズに完了いたしました!
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玄関ドア+キッチン内窓で実質27万円

補助金 約14万円
実質負担額 約27万円(税込)
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玄関ドア+内窓8か所で夏の暑さ対策

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実質負担額 約72万円
玄関ドアを最新の断熱ドア(D4仕様)へリフォーム。
内窓はプラマードUとウチリモを使い分け、すっきりと美しく仕上げました。
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→ ホームより街の玄関ドアやさん施工事例一覧をご覧いただけます
よくある質問(FAQ)
窓の断熱改修と同時に行う場合のみ対象となります。
詳しくは契約時にご確認ください。
先進的窓リノベ2026事業のまとめ
先進的窓リノベ2026事業は、国の支援を受けながら住宅の断熱性能を高められる非常に魅力的な補助金制度です。
ただし
●窓が主役の制度であること
●玄関ドアのリフォームは条件付きで対象になること
●2026年は要件が厳格化していること
これらを正しく理解していないと、「思っていたのと違った」という結果になりかねません。
ご自宅が補助対象になるかどうかを確認することからはじめてみませんか?
街の玄関ドアやさんは、先進的窓リノベ事業を活用した玄関ドアリフォームも多く手掛けてまいりました。
まずはお客様のご希望をお聞かせください!






