表面が劣化し、ドアノブ・ラッチに不具合の起きていた玄関ドアの交換
ビフォーアフター



工事基本情報
- 建物種別
- 戸建
- メーカー
- YKK AP
- 費用
- 383,350円
- 枠タイプ
- 片開き
- 商品名
- N06K(通風)/マキアートパイン
初回点検の様子
年数が経って表面が劣化したドアにストレスを感じておられました。

大事にお使いになられたドアも経年によって、だんだんと劣化していってしまいます。こちらのお宅の玄関ドアは立派な外観で、お住まいの方も大変愛着を持っていたそうです。
高級なもので、確かに良いもので惜しいのですが、ここまで傷んでしまうと再塗装は大変難しくなってしまいますので、耐久性の高いアルミ製のドア交換をおすすめ致しました。木製のドアは日当たりや風雨のせいでどうしても塗装が傷んでしまいます。塗装がはがれると一気に傷みが進行してしまいます。塗装にはそもそも見た目の美化と同時に保護の役割があり、水分が浸入してしまうとカビや場合によってはシロアリに食われてしまうこともありますので、早めのリフォームが肝心です。
木製ドアは定期的にメンテナンスを行わなければなりませんが、和風、洋風を問わずどんな玄関でもうまく調和してくれる魅力的なドアです。金属製のものと比べると耐久性で劣りますが、見た目の優美さはやはり木製ドアの方が勝っていると言えます。しかし、今回お客様がお選びになったアルミドアも木目調のデザインで見た目も大変立派なものなので、金属ドアを選んでいた方でも木目調のデザインに愛着のある方はこういった製品を選ぶのも一つの手であるといえます。
ラッチ・ドアノブにも不具合が見られます。

ドアノブ部分とラッチ部分に白サビが見られます。この錆びによってドアの開け閉めに支障をきたしかなり力を入れなければ、つまみを押せない状態になっていました。この親指でつまみを押す、サムラッチハンドル錠は鍵と一体化していますが、こういったタイプのハンドルは経年によりだんだんと動作が悪くなってくるものが多い印象です。玄関ドアをご依頼いただいたお客様に多いのがこのタイプのハンドルが重くなってしまう事例です。内部にも錆びが及んでしまい、固くなってしまうのです。
ドアスコープもにごって見えにくくなっています

モニター付きインターホンをお使いになられていますが、玄関ドアにはドアスコープも付いています。そもそもドアスコープは良いものを選ばないと外から外せてしまうため防犯上良くありません。こちらも劣化しており見にくくなっています。ドアスコープのみの交換・補修も部分的にできますが、全体的な劣化が見られる場合、補修のいたちごっこが考えられるため、ここはやはり玄関ドアをまるごと交換するタイミングであると思います。
玄関ドアが古くなることの弊害
玄関ドアが古びてしまうと様々な問題が起こりますが、玄関ドアをリフォームすることで解決することが多いです。ここではその解決例をご紹介いたします。
・木製のドアが色褪せたり、塗装が剥げてしまった
→アルミ製の玄関に変えることで再塗装の必要もなくなった
・玄関のイメージを一新したい
→各種メーカーの豊富な製品ラインナップから最適な玄関ドアをお選びいただけます
・防犯性を高めたい
→昔の鍵よりも内部構造が格段に向上していますので、様々な仕様・種類のものからお選びいただけます
・冬場の寒さ・夏の暑さを軽減させたい
→断熱タイプへのドア交換で一年中快適に過ごすことができます
など玄関ドアの弊害は様々ございます。もしリフォームを検討される方は、街の玄関ドアやさんにお気軽にご相談下さい。問題解決のお手伝いをさせていただきます。
工事内容
工事内容は「カバー工法」です
玄関ドアを外していきます




まずは玄関ドアを外していく作業ですが、「玄関まわりに物が置いてあって、当日までに動かさないといけないの?」と不安に思う方もいらっしゃいますが、こういったものは必要に応じてこちらの方で移動させていただきますので、ご安心ください。ただ、他人に触らせたくないものや貴重なものを置いているご家庭は事前にお知らせいただくか、場所を一時的に変えていただいた方がよろしいかと思います。
まずはドアと枠を繋いでいるドアクローザーなどの部品を外し、玄関ドア本体を外していく作業になります。片袖部分も外して外枠だけの状態にします。既存の玄関ドアから取り外す作業はこちらで完了になり、ここからは新しい部品を順々に付けていく作業になります。カバー工法の利点は従来の工法のように壁を壊すことをしないのでごみや騒音に悩まされずに作業ができます。
新しい内枠を取り付けていきます

玄関の開口部をその場で測り、必要な場合は持ってきた部品をカットしながら作業を進めていきます。持ってきた部品をそのままはめこむことはできないためこの作業には注意力とお時間を要します。そのため部品は予め想定の寸法より大きなものを持ち込みます。
サイズが合えばビス留めで固定していきますが、ここも慎重に行います。ビス留めの作業でお客様の大事なお家を傷つけないように最新の注意を払いながら行います。
玄関ドア本体の取付

ビス部分も隠します


既存の枠と新しく付けた内側の枠の隙間をコーキング材で埋めます


既存の枠やコーキングを隠す外額縁を取付


仕上げのコーキングを行っていきます


施工が完了いたしました

完工
アルミ製玄関ドアへの交換で愛着のあった木目調のドアに変更致しました!
