来週から秋の火災予防運動。川越市で「うちの玄関ドアは防火ドア?」と思ったら|交換前に確認したいこと

来週11月9日(月)から15日(日)まで、秋の全国火災予防運動が行われます。火の元や住宅用火災警報器を見直す方が増えるこの時期に、あわせて玄関ドアにも目を向けてみませんか。
玄関ドアの交換でお伝えすることが多いのが、「防火ドアが必要な玄関かどうか」です。
結論からお伝えすると、お住まいの地域と、隣の建物や道路との距離によっては、交換後のドアにも防火の性能が求められる場合があります。ただ、防火ドアだからといって、交換できないとは限りません。
この記事では、防火ドアが必要になる条件、今のドアの見分け方、交換するときの注意点を、街の玄関ドアやさん羽生下岩瀬店が分かりやすくご紹介します。
防火ドアとは?
防火ドアとは、火災の熱や炎が燃え広がるのを一定時間防ぐ性能を持ったドアのことです。法律上は「防火設備」と呼ばれ、国が定めた基準を満たす製品が使われます。
見た目は普通の玄関ドアと変わらないものも多く、住んでいる方が気づいていないことも珍しくありません。
防火ドアが必要になる2つの条件
一般的に、次の2つの条件が重なると、玄関ドアに防火の性能が求められます。
1. 防火地域・準防火地域にある
都市計画で定められた地域です。住宅や建物が集まっている場所で、火災が広がるのを防ぐ目的で指定されます。
2. 「延焼のおそれのある部分」に玄関がある
隣の家などから燃え移りやすい範囲のことです。一般的には、隣地との境界線や道路の中心線から、1階で3m以内、2階以上で5m以内が目安です。
つまり、準防火地域の住宅でも、玄関の位置によっては防火ドアが必要ない場合があります。建物の条件によって判断が変わることもあるため、最終的には個別の確認が必要です。
川越市のお住まいで確認する方法
川越市といえば、明治26年の大火のあとに、燃えにくい蔵造りの建物が増えたと伝えられる町です。今も、市の都市計画で準防火地域が指定されている場所があります。
ご自宅が該当するかは、次の方法で確認できます。
- 建築時の図面や確認申請の書類を見る
- 川越市の担当窓口に問い合わせる
- 玄関の写真と住所を添えて、玄関専門店に相談する
なお、蔵造りの町並みなど景観のルールがある地区では、外観について別の決まりが関係する場合があります。こちらも工事の前に確認しましょう。
今の玄関ドアが防火ドアか見分けるポイント
次のような点が手がかりになります。
- ドアの枠やドアの側面に、防火設備であることを示すシールやラベルがある
- ガラス部分に、細い金属の網が入っている(網入りガラス)
- 建築時の図面や仕様書に「防火戸」「防火設備」の記載がある
ラベルが見当たらない、古くて読めないということもあります。網入りガラスも、それだけで防火ドアと決まるわけではありません。分からない場合は、無理に判断せず、写真でお見せください。

防火ドアの交換で知っておきたいこと
防火ドアは、製品ごとに認定を受けています。そのため、一般的な玄関ドアと比べて、次のような違いがあります。
- 選べるデザインやカラーが少なくなる場合がある
- ガラスの種類や大きさが限られる場合がある
- 対応できるサイズに制限がある場合がある
- 電気錠(スマートキー)の選択肢が変わる場合がある
- 同じクラスの一般的なドアより、費用が高くなることが多い
また、認定を受けた仕様から外れる加工をすると、防火ドアとして扱えなくなる可能性があります。「あとから部品を付けたい」「郵便受けを付けたい」というご希望も、事前にお聞かせください。
カバー工法でも交換できる?
カバー工法とは、現在の玄関ドアの枠を残し、その上から新しい枠とドアを取り付ける工事方法です。外壁を大きく壊さないため、一般的には1日程度で交換できる場合が多くあります。
ただ、防火の性能が必要な玄関では、商品の認定条件と現場の状況を両方確認してから、工法を決めます。条件が合わなければ、枠ごと取り替える方法など、別の工事をご提案する場合もあります。
カバー工法そのものには、次の注意点もあります。
- 玄関の開口が少し狭くなる場合がある
- 下枠に段差が生じる場合がある
- 既存枠や外壁の状態により施工方法が変わる
- 電気錠は電源工事が必要になる場合がある
- 現地調査のあとに、正式な仕様と金額が決まる
YKK AP・LIXIL・三協アルミの比べ方
当店では、YKK AP「ドアリモ」、LIXIL「リシェント」、三協アルミ「ノバリス」を中心に比較してご提案しています。
防火の性能が必要な玄関では、次の順番で比べると整理しやすくなります。
- 防火の条件を満たせる商品か
- ご自宅のサイズや枠の形に合うか
- 断熱性、防犯性、使いやすさ、デザインのご希望に合うか
- ご予算に合うか
選べる仕様は商品やシリーズ、時期によって変わるため、最新のカタログで確認してご案内します。
費用と工期を左右する条件
金額は、次のような条件で変わります。
- 防火の性能が必要かどうか
- ドアの形(片開き・親子ドア・袖付きなど)とサイズ
- 断熱性能のグレード
- 鍵の種類(手動の鍵・スマートキー)
- 工法と、外壁や下枠の補修の有無
玄関ドアは受注生産の商品が多く、ご契約から工事日まで一定の期間がかかります。防火仕様は確認事項も増えるため、時期のご希望がある方は早めにご相談ください。
見積りを取ったら、「防火の条件をどう確認したか」も聞いておくと安心です。比べ方は坂戸市の記事で紹介した5つの確認ポイントも参考になります。
火災予防運動を機に見直したい玄関まわり
玄関は、万が一のときの大切な避難口でもあります。ドアを交換しない場合でも、次の点を見ておきましょう。
- 玄関まわりに、燃えやすいものや避難のじゃまになる物を置いていない
- ドアが重すぎたり、引っかかったりせず、スムーズに開く
- 室内側から、鍵をすぐに開けられる
- ご家族が、スマートキーの電池切れや停電時の開け方を知っている
スマートキーについては、上尾市の記事で紹介した電池切れ前の確認ポイントもご覧ください。開け閉めが重い、鍵がかかりにくいといった症状は、調整や部品交換で直ることもあります。
よくある質問
Q1. 防火地域・準防火地域でも、玄関ドアは交換できますか?
条件に合う商品と工法が見つかれば、交換できる可能性があります。ただ、すべての玄関で可能とは限らないため、写真や現地調査で確認します。
Q2. 今のドアが防火ドアでなければ、交換のときも普通のドアでよいですか?
今のドアがどうであっても、交換後のドアに防火の性能が必要かは、地域や玄関の位置を確認して判断します。確認のうえでご提案します。
Q3. ハウスメーカーの住宅で、特殊な防火ドアが付いています。相談できますか?
はい、ご相談いただけます。「交換できないと言われた」という玄関でも、別の方法が見つかる可能性があります。枠の形や仕様を確認したうえで、施工の可否をお伝えします。他店で断られた玄関の確認ポイントも参考にしてください。
Q4. 防火地域かどうか分からないままでも、見積りを頼めますか?
はい。確認の方法も含めてご案内します。分からない段階でのご相談でも大丈夫です。
写真で概算見積り・現地調査は無料です
「うちは防火ドアが必要?」「このドアでも交換できる?」という段階でも、お気軽にご相談ください。LINEまたはメールで写真をお送りいただければ、概算のお見積りをお出しします。
お送りいただきたい写真など
- 玄関全体が分かる室外側の写真
- 玄関全体が分かる室内側の写真
- ドア枠と外壁の取り合い部分
- 下枠と床の部分
- ドアを開けた状態の写真
- おおよその幅と高さ
- 気になっている部分の写真(ラベルやガラスが写っていると確認しやすくなります)
防火の確認のため、ご住所の市町名や地区名も分かる範囲でお知らせください。
現地調査と正式なお見積りは無料です。他店で断られた玄関、相見積りや比較検討でのご相談も歓迎しています。川越市で玄関ドアの交換をお考えの方は、街の玄関ドアやさん羽生下岩瀬店へお声がけください。






