和風の玄関ドアを紹介!選び方と和を取り入れるコツ
「玄関引き戸が古くなってきたけど和風の雰囲気を壊したくない」
「現代にマッチした和風のおしゃれな玄関ドアリフォームはできる?」
ご安心ください!最新の玄関ドアは、和風住宅に合うものからモダンな雰囲気を演出できるものなど、さまざまなデザインが登場しているので選択肢も広がります。
和風でおしゃれな玄関ドアにはどんなものがあるのか?機能性は?
玄関周りに和風を取り入れるポイントと合わせ、魅力を詳しくご紹介いたします。
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和風の玄関ドア
古くから受け継がれてきた日本の伝統的な建築スタイルを持つ和風住宅。
なんといっても親しみやすく、唯一無二の美しさと機能性が魅力的ですよね。
玄関ドアの中でも、特に引き戸は和風住宅のデザインを象徴するものであり、日本の伝統的な住まい方に適したアイテムのひとつです。
和風テイストを活かしたい、あるいは取り入れたいと考えているならば、現在のお住まいに合った玄関ドアを選ぶことが和の魅力をいっそう引き立てるポイントとなります。
代表的な和風テイスト
- ・純和風
- ・和モダン
それぞれの和風の特徴や、お住まいに合わせた玄関ドアの選び方についてご紹介していきましょう。
純和風
純和風テイストの住宅は、古くから受け継がれてきた伝統的な日本建築の要素をそのまま取り入れた住まいです。
例えば、木造建築であるのはもちろん、自然素材を多用していたり、庭や縁側を設けて自然と調和した生活空間を演出していたりといったような住まいです。
純和風テイストを取り入れることによって、特有の風土に適した住環境をつくれるほか、心地のよい静けさや安らぎを感じることができるでしょう。
純和風住宅に適した玄関ドアといえば、木目調など木の温もりを感じられるタイプや、伝統的な格子状のデザインを施したタイプなどが挙げられます。
純和風の玄関ドア
●LIXIL リシェント玄関引戸P13
LIXILのリシェント玄関引戸P13は、伝統的な和風が好みの方にお勧めしたい玄関ドアです。
閉塞感を感じさせず、やわらかな光や風の通り道を作る格子デザインは、和風を代表する玄関引戸のひとつです。
●三協アルミ ノバリス玄関引戸34目板格子
三協アルミのノバリス玄関引戸34は、格子のデザインが縦と横のバージョンをご用意。
格子の向きによって雰囲気が変わるので、現在のお住まいに馴染ませたり、少し違った和の空間を演出することが可能です。
和モダン
和モダンテイストの住宅は、伝統的な和風の要素に現代的、または洋風なデザインを融合させた住まいのことを指していいます。
例えば、木材や石材などの自然素材を活かした和風デザインのなかにフローリングやコンクリート、ガラスなどを取り入れたり、あるいは最新の設備や機器を導入して機能性を高めたりといった住まいです。
そのため、和モダンテイストを取り入れると、和の癒し要素を残しつつ現代の生活スタイルに合った機能性を得られるほか、現代的でおしゃれなインテリアを楽しむことが可能となります。
和モダン住宅に適した玄関ドアなら、木素材の質感を活かしたデザインに採光窓や袖ガラスを組み合わせたタイプが挙げられるほか、やはり格子状デザインを施したタイプなどもよく合います。
和モダンの玄関ドア
●YKK AP ドアリモ玄関引戸A12
YKK APのドアリモ玄関引戸A12は、障子のような見た目をした井桁格子の玄関ドアです。
チェック柄といった明るくポップな印象も与えてくれるデザインで、伝統的な和風から和モダンまで幅広く和風を楽しめます。
●三協アルミ ノバリス玄関引戸13
三協アルミのノバリス玄関引戸13は、 袖付片引き戸によって開口幅が2/3と広く利便性に優れた玄関ドアです。
スリット窓から光を充分に取り込んでくれるので、清潔感と開放感を感じる和風の玄関づくりに最適です。
袖付き引き戸への交換がおすすめ!
現在、玄関ドアが引き戸の方で
「もう少し間口を広げたい」
「生活の効率をアップさせたい」
と考えているなら袖付き引き戸への交換がおすすめです。
袖付き引き戸は、玄関引き戸の片側に袖と呼ばれる固定した扉を設け、その袖部分に引き戸を収納するタイプの玄関ドアのことをいいます。
一般的によく使われている引き違いタイプの玄関引き戸は、開放したときの有効幅となるのは扉1枚分となります。
この引き違いタイプの有効幅は、扉1枚分が限界であり、リフォームを行わない限り広げることはできません。
一方、袖1枚と2枚の引き戸を組み合わせた袖付き引き戸は、解放時に固定された袖の中へその他の2枚が収納されることから、引き違いタイプよりも広い有効幅を確保できます。
玄関の有効幅が広いと、ベビーカーや車イスを使った出入りもスムーズに行えるので、ストレスを軽減し、日常生活の効率性を高めることにも直結しますよ。
施工事例
和風の雰囲気そのまま!袖付き2枚引き戸へリフォーム
日光や雨によって木彫檜がはがれてきた玄関引き戸。
和風の雰囲気を壊さず、車椅子でもスムーズに出入りが可能な袖付き2枚引き戸へ交換。鍵も電子錠になり、防犯と利便性が叶ったリフォームになりました。
和風の開き戸
現在、お使いの玄関ドアを、「和風の要素を残したまま引き戸から開き戸にしたい」と考えている場合、もちろんそのような選択も可能です。
和風住宅の玄関ドアといえば引き戸というイメージを持つ方は今も多くいらっしゃいますが、実は和風住宅に合う開き戸も多く揃っており、そういったタイプを選べば和のイメージを損ねることはありません。
例えば、木目を活かしたデザインのものなどは、自然素材を多く用いる和風住宅にもうまく調和します。
※引き戸と開き戸はそれぞれ特徴が異なるので、理解した上で選ぶことが玄関ドアのリフォームを失敗させないポイントです。
引き戸の特徴 |
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☑操作性が高く利便性に優れている ☑子どもや高齢者にも軽い力で簡単に開閉できる ☑重い荷物を持った状態でも出入りしやすい |
開き戸の特徴 |
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☑防犯性や断熱性など機能性に優れている ☑強固なロック機能など高い防犯性を備えることが可能 ☑隙間が少なく優れた断熱性を発揮する |
最新の玄関ドアは、引き戸もスマートキーや断熱を備えた製品が多く存在しています。
和風の玄関ドアへリフォームを検討中だけれど、防犯や断熱といった機能面で不安がある、という方は、街の玄関ドアやさんまでお気軽にご相談ください。
玄関まわりに和風を取り入れるコツ
玄関は、家の顔ともいえるとても大切な場所です。
玄関ドア以外にも、その周りに和風テイストなものを取り入れることによってお住まい全体に和の一体感が出て魅力が増します。
家族だけでなく、訪れる人たちに伝統的な美しさや心地よい安らぎをいっそう感じていただきたいですよね。
玄関ドアの周りをおしゃれな和風テイストにするポイントについて、ご紹介していきましょう。
石
自然素材である石の活用は、和風の雰囲気をつくるのに効果的です。
例えば、玄関のアプローチに天然石を敷き詰める石畳は、自然の風合いが溢れ、和風な空間と見事に調和します。
石畳は、一般的に天然石を用いるのでメンテナンスが非常に楽であることや、玄関周りに高級感のあるおしゃれな印象を与えたりと、とても魅力の多いアイテムです。
また、石畳と玉砂利を組み合わせるとより自然さが増し、さらに和の雰囲気を高めます。
その他にも、庭石を配置すれば空間にアクセントが加わり、玄関ドアと合わせて強い存在感を放ち、風情を楽しむこともできますね。
植栽
玄関ドアの周りに植栽があると、奥行きが加わって立体感が生まれるほか、先にご紹介した石と組み合わせてバランスよく配置すれば自然の風景が再現され、癒しの空間がつくれます。
また、植栽は季節の変化を楽しめることが特徴であり、季節ごとの花や植物を取り入れることで常に新鮮な雰囲気を楽しめます。
ただし、植栽は石とは異なり、水やりや定期的な剪定など、空間を維持するためのお手入れやメンテナンスが重要になります。それらも含めて楽しめる方に適しているのが植栽です。
たたき(土間)
玄関の土間仕上げとしてたたきを用いるのも効果的です。
たたきとは、赤土や砂利などに消石灰、にがりを混ぜ合わせて固めたもので、3種類の材料を使用することから「三和土」と書きます。
伝統的な日本家屋の土間仕上げとして用いられてきたもので、和の雰囲気を演出するには非常に適した素材です。ただし、たたき仕上げの土間は経年とともに表面が少しずつ削れていきますから、注意しておく必要があります。
対策として、よく通るところに飛び石を配置すると劣化を抑えるのに効果的ですし、より和風感が増しておしゃれな雰囲気をつくれるようになります。
近年では、モルタルやコンクリート、タイルなどの土間仕上げについてもたたきと呼ぶことがあります。
照明
玄関周りに照明を活用するのもおすすめです。
照明は、玄関ドアはもちろん、アプローチ、庭などに取り入れると空間の雰囲気を劇的に変えられるので、和風でおしゃれな住まいづくりには欠かせないアイテムといえます。
使用する照明器具は、玄関ポーチの外壁面に設置する玄関灯や玄関ホールの天井から吊るすペンダントライトなど、美しさを追求した和風デザインのものが多く揃っており、自由に選べます。
また、電球は、昼白色や昼光色といった明るい色よりも、電球色のようにオレンジがかった温かい色のほうが落ち着いた雰囲気となり、より和風向けの照明になります。
その他にも、間接照明を用いれば柔らかく広がる光となって、心地よく、そしておしゃれな空間をつくり出せます。
塗り壁
玄関の壁に、漆喰や珪藻土などの自然素材を用いた塗り壁を施すと、独特の風合いや質感が和風をより強調してくれます。
塗り壁は、湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果が期待できることから、湿気がこもってカビが生えやすい玄関ドア周りには非常に適しています。
また、塗り壁と照明を組み合わせると、美しい陰影が現れ、幻想的な雰囲気を楽しめるのも大きな魅力です。
塗り壁は、玄関ドアはもちろん、その他和の要素ととても相性がよいので、さまざまな組み合わせでお住まいの和風のテイストを引き立ててくれますよ。
和風を演出するなら玄関引き戸がおすすめ
和風住宅の和のテイストを活かすなら、やはり玄関ドアは引き戸が適しているでしょう。玄関ドアは経年により必ず傷み、使い勝手が悪くなっていきますから、メンテナンスや交換のタイミングが必ず訪れます。
今の和風の雰囲気を壊したくない、とご不安に思っているかもしれませんが、住宅に合ったタイプの玄関ドアを選べば和のイメージを損ねることはありません。
更に最新の玄関引き戸は、おしゃれな和風のデザインが豊富に揃っており、自分好みの空間を演出することができます。
玄関ドアのデザインにお悩みでも、無料の現地調査を行ったうえで、おしゃれな和風の玄関ドアをご提案させていただきます。
ぜひお気軽に街の玄関ドアやさんまでお問合わせください。
和風の玄関ドアを紹介!選び方と和を取り入れるコツまとめ
「現在使用している玄関引き戸が古くて開閉しづらい」
「でも和風の雰囲気が好きだからリフォームを躊躇してしまう」
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