勝手口も断熱性の高いものが主流になっているのをご存じですか？

冬は寒いからできるだけキッチンに立ちたくない…足元にヒーターを置いている…
そんな方は、勝手口交換リフォームをご検討ください。断熱性能アップはドアや窓などの開口部からが基本です。

リフォームできる勝手口ドアの断熱の仕組み、その他便利な機能をご紹介。勝手口ドアをどう選んだら良いの？のお悩みも解決します。

2024年使えるリフォーム補助金の対象製品についてもご紹介します。お得に断熱リフォームしましょう！

勝手口ドアの断熱リフォームをするなら、以下の2つに注目して選んでみてください。

トレンドはアルミと樹脂の複合仕様

築20年以上経っているキッチンの勝手口なら、多くはアルミ製もしくは鉄製の扉ではないでしょうか。
アルミや鋼板は熱を伝えやすく、寒い冬は扉自体がひんやりとしてしまいますよね。

最新の勝手口ドアは「アルミと樹脂の複合仕様」が主流です。

・室外側…丈夫なアルミ製
・室内側…熱を伝えにくい樹脂製

断熱性能を高くするにはすべてを樹脂製にするほうが良いのですが、樹脂製品はアルミに比べてコストがかかってしまうので、価格と性能のバランスが良い「アルミ樹脂複合仕様」を取り入れているメーカーが多いのです。

勝手口ドアをリフォームするなら複合仕様のものを選びましょう。
※YKK AP・LIXIL・三協アルミのリフォーム用勝手口ドアは、土間のないタイプの勝手口なら全て「アルミ樹脂複合仕様」タイプです。

ガラスは複層ガラスやトリプルガラスに

大きなガラス窓が入っている勝手口ドア、ガラス部分からひんやりとした外の温度が入ってきていませんか？

築年数の長い勝手口ドアのガラスは単板ガラス、つまりガラス1枚のみがはめこまれた窓であることが多いです。
単板ガラスのみでは外気の温度が室内にすぐ伝わってしまいます。

断熱仕様の勝手口には複層ガラスが使われています。
複層ガラスは「ペアガラス」とも呼ばれることがあり、2枚のガラスで構成されています。
2枚のガラスの間に中空層（空気層）が設けられているので温度の移動が抑えられます。結露も発生しにくいのです。

さらに、メーカーによっては「Low-E複層ガラス」「トリプルガラス」タイプを選べるので、さらに断熱性をアップできます。
断熱性能が高くなるにしたがって価格も上がりますが、寒い地域にお住まいの方にはおすすめできます。

ガラス比較とリフォーム勝手口ドアで選べるメーカー

複層ガラス	Low-E複層ガラス	トリプルガラス
断熱性能 ★☆☆	断熱性能 ★★☆	断熱性能 ★★★
2枚のガラスで構成。中空層が熱の移動を抑える	2枚のガラスの一方にLow-E膜という金属製の特殊膜が付属	3枚のガラスで構成。中空には熱伝導率の低いクリプトンガスを注入
YKK AP、LIXIL、三協アルミ	YKK AP、LIXIL	LIXIL

断熱勝手口ドアのメリット

キッチンの寒い・暑いを軽減

キッチンだけがとても寒い・暑い、勝手口から冷気が入ってくる。そんなお悩みをお持ちの方。
これまでの断熱性の低い勝手口、隙間風のある勝手口を新しくできますので、冬寒く、夏暑かったキッチンが快適になります。

省エネにつながる

キッチンがなかなか暖まらないからエアコンを強めにしていた、足元に小さなストーブを置いていた、そんなことはありませんか？
キッチンの断熱が改善されれば電気使用量も減らせるかもしれません。
電気料金や日用品が値上がりしている昨今、省エネのために難熱リフォームを考える方が増えています。

結露を抑制

お料理をして湿気が立つと特に、寒い外との温度差で勝手口がびしょびしょ、毎日拭くのが大変、とお困りではないですか。勝手口の断熱性が高くなれば、扉に伝わる内外の気温差が緩やかになり、厄介な結露も軽減できます。

勝手口のリフォームにはこんなメリットも！

建付けの悪い勝手口を改善

勝手口が古く建付けが悪くなっていませんか？
ぴったり閉まらない、隙間風がある…そんな勝手口もリフォームで一新できます。

勝手口リフォームはカバー工法でスピーディ。
今のドア枠に新しいドア枠を設置し、新しいドアを取り付けます。壁を壊す必要はありません。
新しい枠を取り付ける際に歪みも調整しますので、現在建付けの悪い勝手口も改善できます。

カバー工法について詳しく

勝手口の防犯性アップ

勝手口は実は空き巣に狙われやすい場所なのをご存じですか？
勝手口は人目につかない家の裏側にあり、表玄関よりも簡素な造りであることが多いのが理由です。

最新の勝手口は防犯対策のため以下のような工夫がされています。
※搭載の機能はメーカーにより異なります。お問い合わせください。

2ロック

ピッキング対策

また、メーカーによっては室外シリンダーレスの勝手口もあります。
勝手口の鍵を外から開け閉めする機会がない方。室外側の鍵穴がなければそもそもピッキングの脅威を防げますよね。

脱着式サムターン

防犯合わせガラス

ドアの防犯対策

便利な採風機能も

キッチンの換気をしたい、臭いがこもったので一気に空気を入れ替えたい。勝手口ドアや窓を小さく開けておくことなどはありませんか？でも開けっ放しにしておくのは心配ですよね。
そんなときのために、ドアを閉めたまま窓を上げ下げして採風できるデザインもあります。もちろん、防犯対策もされていますから安心です。

使いやすいレバーハンドルに

勝手口ドアの取っ手は、古いものだと玉座（握り玉）であることが多いです。昔ながらの形状ではありますが、壊れやすく実は開け閉めに負担がかかる形でもあります。
新しい勝手口ドアはレバーハンドルなので、力をかけず操作ができます。毎日使う勝手口なら、小さなことでも改善されることでストレスが軽減されるものですよ。

勝手口ドアリフォームにかかる費用は？

カバー工法で　20万円～30万円程度

勝手口リフォームにかかる費用は、カバー工法なら工事費・処分費込みで20万円～30万円程度です。
現在のドア枠の上から新しいドア枠とドアを取り付けるお手軽な工事なので、ドアリフォームは昔よりもリーズナブルになりました。1日で完了するので、工事中のご不便も最低限で済みます。

「うちの勝手口はリフォームできる？」
まずはスタッフがお伺いし無料の現地調査を行います。採寸のうえご希望を伺い、リフォームプランをご提案いたします。

お問合せメールフォーム

断熱リフォームなら同時に窓もご検討ください

お住まいは、ドアや窓などの開口部から熱が逃げていきます。断熱対策をするならドアや窓を見直してみてください。
もし大きな窓のあるキッチンなら、併せて窓の断熱リフォームもされた方が断熱効果は大幅にアップするでしょう。

窓の断熱対策を詳しく

2024年は補助金でお得に断熱リフォーム

2024年は住宅省エネ2024キャンペーンでお得にドアや窓の断熱リフォームができます。

補助金は予算に達すると締め切りになってしまうため、これまでも申請が殺到し、製品の入荷遅れや、工事が順番待ちになってしまうこともありました。
お早めにご検討ください！

補助金申請は工事請負業者が行います

ややこしい申請作業は、私たち工事を請け負う業者が行います。お客様にも一部の書類などをご用意いただく必要がございますのでご協力いただければと思います。

また、お客様のご希望に応じ、対象製品の中からどれを選ぶと良いか、補助金額がいくらになるか、しっかりご提案させていただきますのでご安心ください。

勝手口ドア1箇所での補助金申請はできません

住宅省エネ2024キャンペーン中、勝手口が対象になるのは「子育てエコホーム支援事業」と「先進的窓リノベ2024事業」のいずれかです。
「子育てエコホーム支援事業」は勝手口1箇所だけでは最低補助額の5万円に届かず、申請はできません。
「先進的窓リノベ2024事業」では窓リフォームが必須です。また勝手口が対象になるのはLIXILのトリプルガラス（クリプトンガス入り）の製品のみです。

断熱は複数箇所対策することでより効果を発揮しますから、この機会に玄関ドアや窓の断熱リフォームなどを併せてご検討されてみませんか？

住宅省エネ2024キャンペーン特集ページ

子育てエコホーム支援事業

以下のような方におすすめです。

☑ 勝手口と玄関ドアで、最低限の断熱リフォームを検討している方
☑ 窓リフォームは考えていない方
☑ バリアフリー改修や子育て対応改修を同時に考えている方

玄関ドア・勝手口ドアの補助金額

省エネ基準レベル	大	37,000円
	小	32,000円
ZEHレベル	大	49,000円
	小	43,000円

大…開戸：1.8m²以上・引戸：3.0m²以上
小…開戸：1.0m²以上～1.8m²未満・引戸：1.0m²以上～3.0m²未満

多くの勝手口は1.8m²未満（小）の区分になると思います。
LIXILなら「一般複層ガラス」で省エネ基準レベル、「Low-E複層ガラス」でZEHレベルになるでしょう。
YKK APの勝手口なら「Low-E複層ガラス」の採風ありで省エネ基準レベル、採風無しでZEHレベルです。
★対象製品はお住まいの地域によって変わりますので詳しくはお問合せください。

先進的窓リノベ2024事業

以下のような方におすすめです。

☑ 窓を中心に断熱リフォームしたい方
☑ 断熱性能の高い勝手口ドアや玄関ドアを選びたい方

「先進的窓リノベ2024事業」の申請には窓リフォームが必須です。

また、玄関ドアや勝手口ドアのリフォームは断熱性能が高い製品が対象になります。
断熱レベルが高い製品では補助金額も上がりますが、そもそものリフォーム費用も上がりますので、ご希望やご予算に応じてご案内させていただきます。

勝手口は古くなり使い勝手が悪くなっても、意外と見過ごされがちな箇所です。
しかし現在はカバー工法なら1日でリフォーム可能。見た目もきれいに、安心安全で快適なキッチン環境を考えてみませんか？

勝手口リフォームについてもご相談ください。
まずは無料の現地調査に伺います。

現地調査の依頼はこちらから