玄関ドアリフォームを行うとき、どうせならおしゃれな雰囲気をつくりたいけど、どのようなものを選べばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか？
家の顔でもある玄関ドアは、建物全体のイメージにも影響を与えてしまうことから、慎重に選びたい部分でもあります。
・我が家に合う玄関ドアは？
・どんな玄関ドア製品がある？
玄関ドアをおしゃれにリフォームしたい方に向けて、おすすめの製品や選び方のコツについて、これまで多くの玄関を見てきた「街の玄関ドアやさん」がご提案します。

おしゃれな玄関ドアを選ぶ3つのポイント

玄関ドアの色やデザインは、建物全体の印象に大きな影響を与えます。
「おしゃれでセンスの良いものを選びたい」
家族全員が毎日使う玄関ですから悩みますね。

玄関ドア交換の際、
「ガラッと雰囲気を変えてみたいけれど…」
「ドア製品は決まったけど色で迷ってしまう」
そんな方は多いです。
そんな時にはこれまでたくさんの玄関ドア交換に携わってきた経験と実績からご提案をさせていただいています。

玄関ドアリフォームを行うときには、ただ気に入った製品を選ぶのではなく、その他の要素についても十分に考慮して決定することが重要です。そうすることが、おしゃれな雰囲気をつくるうえでもポイントとなります。
玄関ドアの選び方について、おしゃれな雰囲気をつくるために考慮しておきたい3つのポイントをご紹介いたします。

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建物の外観との調和を考えた選び方

玄関ドアを選ぶとき、建物の外観との調和を考慮することが、おしゃれな雰囲気をつくる1つ目のポイントです。
というのも、玄関は家の顔となる部分であり、建物の雰囲気と玄関ドアの色やデザインのバランスが悪いと、統一感に欠け、チグハグな印象を与えてしまうのです。
建物のなかで面積の大きい外壁や屋根、窓サッシ、その他の付帯部とのバランス。私たちが玄関ドアをご提案するときに一番考慮する部分であり、おしゃれな玄関の基本です。

なじませるか？アクセントにするか？

玄関ドアの色を建物の外観との調和を考慮して選ぶには、大きな面積を占める外壁や屋根などの色となじませるか、あるいはアクセントにするかという点を検討すると効果的です。
一般的に、建物のなかで最も大きな面積を占めるのは外壁や屋根ですが、まずこれらの色が基本となって建物のイメージをつくるベースとなります。
そして、玄関ドアなど付帯部に選んだ色が、基本となる色とのバランスで、建物の雰囲気に大きな影響を与えるのです。

例えば、玄関ドアを、基本となる外壁と同系色のものを選ぶと、全体的になじんで調和のとれた空間づくりが行えます。
一方、玄関ドアにアクセントカラーを使って変化を与えると、全体を引き締めたり、あるいは遊び心のある雰囲気になったりします。
しかし、あまり奇抜な色を使うと悪目立ちしてしまい、おしゃれな雰囲気どころか、イメージを下げてしまうかもしれません。

木目調がよいか？アルミ色がよいか？

玄関ドアの色やデザインで悩まれる方にはまず、木目調がよいか？あるいはアルミ色（金属色）がよいか？で大まかにご案内することがあります。
リフォーム用の玄関ドアの色には、木目調とアルミ色の大きく2種類が用意されていることが一般的であり、その選択によって雰囲気が大きく変わるためです。

木目調を選んだ場合、比較的どのような外観にもなじみやすく、温もりを感じさせる特有の風合いやおしゃれな雰囲気を演出できます。
一方、アルミ色を選んだ場合、高級感のある、シャープでスタイリッシュな雰囲気をつくれます。
これら2種類の色について、建物の外観との調和を考えながら、どちらが求めているイメージと合致するのかで考えてみてください。

周囲環境に合わせた選び方

玄関ドアを選ぶときには、お庭や近隣の住宅など周囲環境に配慮して決定することも、おしゃれな雰囲気をつくるポイントとなります。
あまり目立つものを選ぶと、バランスが悪くなってしまい、周囲から浮いた印象になってしまいます。
そのため、ただやみくもにおしゃれであることだけを追求しすぎるのではなく、周囲と調和するのかといった視点からチェックしてみることも重要になります。

お庭が庭木でいっぱいの住宅や、ご近所にもそういったお宅が多いようなら、木目調がなじみやすいでしょう。
都会的なイメージの住宅が並ぶ地域ならアルミ色がおすすめです。

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機能性を考えた選び方

玄関ドアを選ぶときには、見た目だけでなく、どのような機能が期待できるのかという点に注目して決定することも重要なポイントとなります。
というのも、玄関ドアの色やデザインは、機能性にも影響を与えることがあるためです。

「今の玄関ドアは汚れが目立つから、違う色にしたい」
「玄関が暗くて…ドアで改善できますか？」
こういったご相談をお客様よりいただくこともあります。
おしゃれな色やデザインであることだけに注目すると、いざ設置した後に「失敗した」と後悔することにもなりかねません。玄関ドアは、見た目にプラスして機能性についても考えてみることが重要です。

色で温度が変わる？

玄関ドアの色に黒などの濃色を選んだ場合、熱を吸収して熱くなってしまいます。
特に玄関ドアの断熱性が低いものだと、建物の内外で熱の流出入が生じ、室内温度に影響が出ることも珍しくありません。
黒などダークカラーはシャープなおしゃれを演出しますが、その場合には断熱性にも目を向けてみましょう。

玄関ドアの断熱性能

汚れやすさも考慮に

明るい色を選んだ場合は、付着した汚れが目立ちやすくなります。
玄関ドアは、毎日何度も出入りするので、人が触ったり、あるいは外部のほこりが付いたりなど、非常に汚れやすい場所でもあります。せっかくおしゃれな玄関ドアも、汚れが目立ちすぎるようでは台無しなので、きれいな状態を保つためにも、こまめなお手入れが必要になるでしょう。

ちなみに、汚れが目立たないのは、グレー系やベージュ系のような中間色です。
汚れをあまり気にしたくない人や、お手入れの回数を減らしたいという人などは、このような中間色を選ぶとよいでしょう。

採光窓は必要？

玄関ドアは、スリットや小窓があるデザインのものは、見た目がおしゃれであることはもちろん、玄関内を明るくする効果が期待できます。
玄関が明るいと、照明を使う頻度を減らせるので、光熱費の削減につながります。
さらに冬には、日光が入ることで温度が下がりにくくなり、カビや嫌な臭いの原因となる結露の対策としても効果的です。

玄関ドアの採光窓について

おしゃれなリフォーム用玄関ドアのご紹介

玄関は家の顔となる部分なので、交換リフォームを行うときの玄関ドア選びは非常に重要です。
リフォームドアを扱う主要ブランド「YKKAP」「LIXIL」「三協アルミ」から、特におしゃれで人気のリフォーム用玄関ドアについて、その特徴などをご紹介していきたいと思います。

ナチュラルな魅力の木目調ドア

木目調の玄関ドアとは、天然木でつくられた「木製ドア」とは異なるものです。
鋼板やアルミなど金属製ドアの表面に木目調のデザインを施したもので、丈夫な金属製のドアでありながら優しい色合いが楽しめます。

どのような外観にもバランスよく調和して全体に統一感をもたせられること、温もりを感じさせるナチュラルな雰囲気を演出できることがこのタイプの魅力です。
また、鋳物飾りが付いた玄関ドアは、それだけでおしゃれ度がアップし、抜群の存在感を放ちます。鋳物飾りのある木目調の玄関ドアは、とくに洋風の住宅と相性がよく、ナチュラルなテイストと相まって、柔らかさと高級感のある家づくりができます。
その他にも、モダンテイストな住宅などとも調和しやすく、木目調の落ち着いた雰囲気が、現代的なデザインにもしっかりとマッチするでしょう。

施工例：レンガ調の外壁に似合う木目ドアに

金属感の強いドアから木目調の玄関ドアにしたいとのご希望で、ご案内いたしました。アンティークな雰囲気とレンガ調の外壁がよく合います。見た目はクラシックですが最新のタッチキーシステムです。

エレガントなステンドグラスドア

ステンドグラスドアとは、本体にステンドグラスをはめ込んだ玄関ドアのことです。
ステンドグラスドアの特徴は、ドアの中心にサイズの大きなガラスがあるタイプが多いので、外部から射し込む光により、照明を使わなくても玄関内を明るくできることが挙げられます。その他にも、見た目がおしゃれで美しく、高級感のあるエレガントな雰囲気をつくれることも大きな魅力です。

特徴的な大きなガラスから、防犯性に不安を感じる人がいるかもしれませんが、もちろんそのようなことはありません。その多くは、強化ガラスを用いた複層構造となっているので、美しさだけでなく、安全性も備えています。
ステンドグラスドアは、やはり洋風の住宅と相性がよく、その圧倒的な存在感から、豪華で洗練された雰囲気を演出できます。
また、クラシックスタイルやエレガントスタイルの住宅などとも調和しやすく、その華やかさが建物のデザインをより一層おしゃれにしてくれるでしょう。

施工例：大きなステンドグラスでも断熱性能は十分

色褪せた玄関ドアからリフォーム。色合いを変えたことでお住まいの雰囲気も変わりました。大きなステンドグラスですが複層ガラスになっているので断熱性も十分です。

モダンな引き戸

引き戸とは、横にスライドして開閉を行うタイプの玄関ドアです。
引き戸の特徴は、開閉の動作がシンプルなので、出入りがしやすく、高齢者や小さな子供にも扱いやすいことが挙げられます。
また、ガラスをはめ込んだものが多く、開き戸よりも採光性に優れているので、玄関全体が明るく、来客や家族にとって気持ちのよい空間づくりが行えます。その他にも、上品で落ち着いた雰囲気を演出できることも魅力のひとつです。

伝統的に日本家屋で使われてきた引き戸ですが、現代風にアレンジしたモダンなデザインのタイプは、スマートで美しく、おしゃれな雰囲気をつくるには非常に適しています。
引き戸の玄関ドアは、和風の住宅はもちろんのこと、洋風の住宅とも相性がよく、うまく調和します。
とくにモダンな引き戸はデザインがシンプルでムダのない直線的なラインが特徴的であり、洋風住宅の外観にもマッチして、おしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

和風の玄関ドアの選び方と和を取り入れるコツ

施工例：寒い玄関をおしゃれにリフォーム

ガラス面が大きいため寒く結露もあり、長く使っていたためガラガラと音もうるさかったとのこと。新しい引き戸で不便さを解消するとともにイメージチェンジができました。

開き戸から引き戸にもリフォームできます！

カバー工法ならリフォームは一日！

玄関ドアのカバー工法は、工期わずか1日という、手軽に行える方法として人気の高いリフォームです。
玄関ドアのカバー工法とは、既存のドア枠をそのまま残し、その上に新しいドア枠を被せて玄関ドアを取り付けるリフォームとなります。
従来の玄関ドアリフォームは、既存のドアを取り外すために周辺の壁を壊さなくてはなりませんでしたが、カバー工法はそのような大がかりな作業を必要としません。そのため、きわめて短い工期で、おしゃれな玄関リフォームを実現することが可能なんです。

カバー工法の特徴

玄関ドアのカバー工法には、おもに以下のような特徴があります。

☑ 工期が短い
☑ コストが安い
☑ 騒音が少ない

　 工期が短い 　
玄関ドアのカバー工法は、完成までの工程が非常に少ないので、わずか1日で工事を終わらせることが可能です。通常であれば、朝始めると夕方には完了しているので、日常生活にも大きな支障はありません。

　コストが安い　
玄関ドアのカバー工法は、工程が少なく、人件費や材料費、廃材処分費などを削減できることから、低コストでの工事を可能としています。
従来の玄関ドアリフォームでは、壁をいったん壊して復旧しなくてはならないので、工事コストは高く、躊躇してしまう家庭も多く見られました。ところが、カバー工法であれば、それほど大きな負担なく、手軽に行えます。

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　騒音が少ない　
玄関ドアのカバー工法は、玄関周辺の壁を壊すことなく新規のドアと交換できるので、騒音がほとんどなく施工できます。そのため、近隣に配慮した工事が可能となります。

カバー工法について詳しく

玄関ドア取り替えリフォームに関するご相談は街の玄関ドアやさんへ。
無料でご自宅へ伺い、ご希望やお悩みを伺いながらぴったりのドアをアドバイスさせていただきます。

玄関ドア取り替えの流れ